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日刊☆全学連 NO.19

サミット決戦に勝利したぞ!

  

●サミット決戦は大勝利
 たちは、今回のサミット決戦に「勝利した!」と言い切れる。何と言っても6・29渋谷デモの世界に与えた衝撃のすごさだ。国家権力の超厳戒態勢をぶち破った戦闘的なデモは、ここ日本に革命的な労働者・学生の隊列を誕生させた。この衝撃は、海外メディアを通じて全世界を駆け巡った。
 ドイツのハンデルスブラット紙(日本の『日本経済新聞』に当たる)では、学生の「彼は共産主義者で」「数年で革命をやると語っている」というインタビュー記事が掲載された。
 渋谷デモの模様を一面で報じた韓国のハンギョレ新聞は、「おとなしいと噂される日本のデモ隊は、この日、予想外の『戦闘力』を示した。…この日のデモ隊は、日本警察に対し激しい肉弾戦を辞さなかった」と書いた。
 AP通信の写真に載った「G8 No! WORKERS Yes!(世界を変えるのはG8じゃない!労働者だ!)」というメッセージは全世界の闘う労働者を鼓舞した。

   

●妥協点すらない、G8
 9日、洞爺湖サミットはぶざまに閉幕した。「来年からサミット不要」―各国からそんな声までもれている。かねがね最大の焦点といわれてきた「地球温暖化」に対して「危機感を共有する」ことで精一杯!「原油・食糧の高騰」に対しても、アメリカが投機マネー問題を回避して、なにも進まない。世界的な金融危機とインフレで、もはや妥協点すらなくなった。むしろ各国資本家の利害が激突し、蹴落とし合い、奪い合いの段階になっているのだ。

●イランへの戦争許すな
 原油・食糧の危機は、G8をますます戦争に駆り立てる!ブッシュは年内にもイランへの戦争を始めようとしている!ふざけるんじゃない!イラクに続き、またもや石油の独占支配のために!福田もアフガン・スーダンへの自衛隊派兵を策動している。戦争ですべて破壊し、資源・市場を奪い合い、労働者を殺し合わせて、生き延びようとする資本主義。こんな社会は、労働者と、いやもはや地球とも相容れない!


次は8・6ヒロシマだ!

●8・6ヒロシマで労働者の団結を発展させよう!

 広大から「8・6ヒロシマ大行動」に参加しよう!被爆63周年のこの日、全国・世界から闘う労働者・学生が集まる!とりわけ海外からすごい闘いを展開している労働者・労働組合が参加する。
 アメリカからやってくるのは、UTLA(ロサンゼルス統一教組)のアーリーン・イノウエさん(高校教員)だ。生徒を軍に勧誘する募兵官を、高校から追放する運動を最初に始めた。今では同僚や生徒、保護者、地域住民、退役軍人を中心に、軍の募兵官を高校から追放する草の根組織(CAMS=校内の軍国主義に反対する連合)の代表だ。02年ブッシュ政権は「落ちこぼれゼロ法」を制定し、軍の募兵官が高校に自由に出入りできるようにさせた。軍は貧困層の生徒をターゲットにし、大学の学費や健康保険(アメリカでは4000万人以上が健康保険には入れていない)と引き換えに、彼らを軍に入隊させている。「貧困による徴兵制」!CAMSの運動はロサンゼルス学区の50数校を始め、全米の高校に広がっている。 
 韓国からは世界最強の労働組合・民主労総がやってくる。今、米国産牛肉の輸入再開を強行したイミョンバク政権の打倒に向けて、数十万規模のデモ・ストライキに立ち上がっている真っ最中だ。

 8月6日は、核も戦争もぶっ飛ばす労働者・学生の国際的団結を発展させよう!労働者が団結すれば戦争だって止められる!今年の5月1日、アメリカとイラクの港湾労働者が「イラク戦争の即時中止」「軍需物資の荷役拒否」を掲げて連帯ストライキに立ち上がるという革命的な闘いを勝ち取った。8・6ヒロシマでも負けないくらい激しい闘いやるぞ!
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日刊☆全学連 NO.6

富山大学当局・国家権力による

富大生の不当逮捕弾劾!


団結を訴えて何が悪い!


金なんかいらない!
競争ではなく、ともに生きる団結だけがほしい-これが全学連のスタンス


 4月15日富山大学で学生がクラス討論(※1)をしていたところ、「建造物侵入」をでっち上げられ、不当逮捕されました。広島大学の学生は至急、この学生の支援の檄文(※2)を送ってください!(15日から大分時間がすぎてしまい申し訳ありません。広島大学でも、生協ストライキなど学内集会が続いていたので報告できませんでした。)

●本質は「建造物侵入」などではない。学生に団結を呼びかけたことだ
 A君は富山大学のOBです。しかし、そんなものは関係ない。学籍があろうと無かろうと、全学連は競争と分断の支配で成り立つ資本主義社会に対し、「労働者こそ社会の主人公だ。キャンパスの主人公は学生だ」「資本家の金儲けのためにどれだけの人が犠牲になっているのだ。こんな競争・分断はぶっとばして、学生は団結しよう。団結した労働者・学生こそ、この社会を変革する革命の主体だ」と訴えてきた。A君も同様だ。就職・出世競争など、他人を蹴落として自分だけ生き残るような人生ではなく、仲間と団結して、この社会を革命するために大学に残った。富山大学学生自治会は、そういう彼を必要とし、仲間との団結で生活を支えあっている。
それが、富大当局・警察権力は恐ろしいのだ。その信頼関係が大学・社会全体に拡がることをおそれているからこそ、警察を構内に入れ、学生の分断をはかった。彼らは学生が団結することを恐れている。学生が仲間と信頼関係を築くことを恐れている。競争・分断の支配が崩壊する可能性を恐れているのだ。
 つまり、今回の不当逮捕は富大当局・警察権力にとっては大失敗だったということ。学生の団結はこの不当逮捕をもってますます拡大している。こんなやつら許せねー、という思いが拡がっている。まわりの学生から「英雄じゃないっすか」とかいう反応が返ってきたり、新入生が次の日から一緒にビラをまき始めたり、多くの学生の激励が集まってくる。弾圧が団結に転嫁された。A君も元気いっぱい。弾圧ありがとう!

●団結・革命を訴えることは全くもって当然だ!
だいたいこの社会のどこに希望があるのか。格差・貧困・戦争、飢餓・環境・就職難、そして世界大恐慌がささやかれている。人間同士の信頼関係が破壊され、「自分さえよければいい」「空気を読めないやつ」「使えるやつ、使えないやつ」と、本来仲間であり共に社会を回していくはずの僕らが、他人の人間性を低めあっている。「自分を出すのが恥ずかしい」「回りから浮く」「空気を読んで黙っていよう」そんなとこに信頼関係などない。これが本当の僕らの姿なのだろうか。
 否!断じて否だ!こんな社会・人間関係に規定されるのは、僕らが資本主義社会で生きてきたからだ。「自分だけの利益、利潤の追求」「自分の目先の損得関係」という競争・分断のイデオロギーなど、僕らには必要ない。もっといえば大学が学生に与える「競争して勝てば生き残れる」などという「幻想」も必要ない。必要なのは、ともに生きる仲間だ。国境を超えた労働者・学生の団結こそが戦争を止め、社会を変革していく唯一の力だ。
 どこに希望がある?こんな競争・蹴落としあいの社会に希望などない。僕らは大学を儲けさせるために勉強しているのでも、資本家を儲けさせるために働いているのでもない。どんなに成績が悪かろうとも、給料が低かろうとも、出世できなくとも、人生の最後まで仲間を裏切らなかったことが何より大事だ。 隣の仲間との団結こそ希望ではないか。
 僕らは団結さえしていれば、他に何もいらない。僕らを競争させ、分断し、かろうじて生き延びてきた資本主義社会を打ち倒す団結だけが欲しい。「一人が困ったら社会全体でその人を守る」こういう社会を僕らの団結でつくろう!
 A君は全人格をかけて学生に訴えた。だから逮捕された。


(※1)教室に入って、学生に議論を持ちかけたり、ビラをまくこと。
(※2)激励文みたいな感じで、A君を支援して欲しいです。hirodai86@yahoo.co.jp まで書いて送ってください!



●富山大学ではA君が逮捕された翌日に「全学連委員長織田陽介講演会」を企画していました。織田委員長の富大に行って来た感想を掲載します。
 
★富山大学に行ってきました! BY 織田陽介

 一言でいってマジで革命情勢!
 16日の朝、富山大学に到着。前日のビラまき「建造物侵入」逮捕で、夜遅くまでかかって仲間がビラをつくっていました。僕も含めて6人で不当逮捕弾劾の朝ビラに決起! 教室にはご丁寧に、全部の入り口に「関係者以外立ち入り禁止」みたいな張り紙。教室でビラをまきはじめるとすぐに職員が20人ぐらい飛んでくる。「授業妨害だ」「学外者は出ていけ!」と。メッセージボードのようなものをつくって来ました。こちらも「昨日の逮捕をどう思うのか」「こんな異常な状況で平然と授業をやる方がおかしいんだ」「110番をしたのはお前か!」と徹底的にやり抜いた。若い仲間からは「授業が始まったらやめた方が良かったんじゃないか」と言った意見が出されながら、みんなで真剣に議論し、ますます団結が固まっていくような感じになっています。
 2コマ前には30人くらいの職員が登場、なんと「学外者、織田陽介はただちに退去するよう、勧告する!!」というボードが登場! おいおいそんなのさっき無かったじゃねえか。1コマの間にそんなもん必死につくってたんかい(笑) 今度は正門の外まで実力排除。名指しで排除されたのは生まれて初めて。授業妨害というので「まだ授業はじまってねえじゃねえか」と追及すると「自習している学生もいる」「時間前から授業をやる先生もいる」って、結局ビラまきすんなってことだろう! なぜ学外者が入れないのかと追及しても「学外者だからで~す!」と大声で叫んでいるだけ。とにかくきもい職員が多すぎる。「か~え~れ!」と帰れコールを始めるやつ、ドンドン近づいて来て「近づくな」と押すと「あ、今さわったな」と暴行をでっち上げようとする学長補佐。なんと各学部から教員を動員していて、決起している学生を割り出す体制まで取られている。本当に許し難い。
 13:30からの講演会に向けて、昼休みも堂々と登場、学生会館の前でアジらせていただきました。これがまた気持ちいい! 40人くらいの職員がボードをもって登場、また実力排除、正門前には学生が100人以上集まって人だかりになった。仲間の一人がトラメガで当局を追及する。当局に煽られて右翼的な学生が登場し当局に加勢し、職員は「もっと言え~!」と大盛り上がり。しかし彼は「俺は仲間が逮捕されているから許せないんだ」「ここに一人でも逮捕されたい人がいますか?」と一歩も引かずに闘った。「拡声器を使うな」という当局に対しても「本当に許せない、俺は本気だから拡声器を使うんだ!」と立ち向かった。本当に涙が出ました。学生はドンドン分岐している。ますます団結は拡大する。集まっている学生の中にも左が登場しているはずだ。拡声器を恐れる当局の姿勢からもそれは明らかだ。
 読売新聞の報道によると、やっぱり110番通報したのは大学当局だ。それだけじゃない。僕を排除したのは「学外者だから」ではないことがはっきり書いてある。記事のタイトルは「サミット粉砕集会呼びかけ 富山大に不法侵入の容疑者」で、「集会は16日に同大学構内で開催予定だったが、大学側が講演者の入場を拒否し、中止になったという」となっています。集会をつぶすためにやりましたとかいてある! やっぱりサミット弾圧だ! サミットなんつうふざけた会議を弾劾するどころか、粉砕集会をつぶす大学! 講演会は中止ではなく、場所を変えて断固やり抜きました。次の日は学生自治会室や逮捕された仲間のアパートなどに家宅捜索が入りましたが、全く権力に確信がない。逮捕されている本人は「法大化した」とめちゃ空気入って闘っています。


(法大化・・・法政大学では、たて看板・ビラまき規制に反対した学生29人が逮捕されたことを始まりに、のべ45人の逮捕者、3人の退学者、1人の無期停学処分者、3人の起訴者を出し、大学がガードマンと公安警察に包囲され、正門などあらゆる門が閉められている。「愛校心」などという文言を学生に強制させ「法大生は法政大学の発展に寄与しなければならない」などと言っている。また今年をもってサークル活動の禁止を通告された。法大では怒りが渦巻いている。学生は6月ストライキを計画中。)

★富山大学五福キャンパス学生自治会★のHPはこちら!!
http://tomjichikai.noblog.net/

日刊☆全学連 NO.5

生協職員スト 大成功!!


「広大生協は食堂での労働災害を謝罪しろ!」「病院に行ける人員を配置せよ!」「産業別最低賃金以上の賃金をただちに支払え!」―法律で定められた最低限の労働条件さえ守ろうとしない生協理事会に渾身の一撃!西2生協で働く職員・中島健さんら3名が、労働者の誇りと団結をかけてぶちかましたストライキは、多くの生協職員、学生、教員、周辺住民の圧倒的な支持と感動を呼び起こし、大成功した!
「要求が拒否されれば、第二派ストも辞さず!」


              

 17日のストライキは、雨天にもかかわらず圧倒的な学生・教職員の注目の中で実現された。「がんばってください!」と言ってビラを受け取る人、「俺、ストライキ初めて見るよ」「なんか、アツクね?」とか言って見に来る学生、さらに生協職員の反応は、「労組はいつも口で正しいことを言っているだけだと思っていたけど、本気でストライキをやる気だったんだとわかって、すごいと思った」。
 僕らが普段利用している生協がどれほど酷い状態か、今回のストライキによって圧倒的に知れわたった。どんな理屈より、宣伝より、ストライキという一回の行動が説得力をもって真実を伝える。
 今回、ストに入ったのは3人。確かに、3人の時限ストでは生協業務にはほとんど支障は出ないだろう。しかし、それにも関わらず、生協理事から大学当局までが激甚に反応して「ストをやめろ」と必死の妨害を試みた。なぜか?それは、ストが、これから10人、数十人と拡大していく可能性を秘めているからだ。はじめは少数でも、正当な要求を掲げて闘うことを通じて、仲間を増やしていく。団結が広がっている。3人が生協労働者の誇りと命をかけて闘っているからだ。


 今、日本中で、世界中で「ストをやりたい」「ストをやるぞ」と闘いが広がっている。在日米軍基地で働く全駐留軍労働組合は昨年11月に全国一斉ストライキを敢行した。ほとんどはストをやったことのない20代の従業員によって敢行された。このストに参加したある組合員はこう言っている。
「昔の闘いを知っているとか、組合役員の経験があるとか全く関係がなかった。ストを本気でやろうとし、ストに突入した瞬間、全く普通の青年労働者が次から次へと知恵を出し、力を出し、1日にして何十人、年百人の指導部、活動家が生まれた。まさにストライキ偉大なり。労働者偉大なり。」これにより、130人が一挙に組合に加盟した。「闘うことで仲間を増やす」これストライキだ。


 生協労組は要求が受け入れられない場合、第二派ストもやるつもりだと構えている。学生もこの闘いに続こう!学生自治会を作ってストライキをやろう!

日刊☆全学連 NO.3

4月14日(月)発刊の日刊☆全学連です!


時代読めない浅原学長

1 「希望に満ちた未来社会」というウソ!

 ちっす。今広大生の間で「空気を読まない熱血集団」と話題の全学連だ。今日は「広大の浅原学長がどれだけ時代を読めていない(JY)か」を検証してみるぞ。
 学長は新入生全員に向かって語った訓示で「希望に満ちた未来社会へ」とかいう現実味ゼロの空論を掲げ、そして「社会に貢献できる人材」になれ、なんていうことを新入生に要求しています。ハァ(°д°?って話だ。
 今、現実に僕らの生きている社会で何が起こっているか。貧困と格差、そして戦争…どこが「希望に満ちている」のか!?浅原学長はもう少し新聞やテレビを見たほうがいい。
 こんな社会の中で僕らがまともに生きていける保障なんてどこにもない。それなのに、こんな社会を批判しないどころか「社会貢献しろ」なんて要求してくる大学って何なんだということだ。浅原学長ら今の大学経営者は、まるで学生の人生に責任をとる気がないようだ。
 僕ら学生は、ハッキリ現実を見よう!資本主義社会はもはや全世界規模で大恐慌・総崩壊に入ってる。こんな中で大学で身につける単位、資格、キャリア、もっと言えば、地位・名誉・金なんてもの全て何の役にも立たない。
 だったらもう、こんなもんにすがって生きるんじゃなく、みんなでこの社会の仕組みそのものを変えようぜ!
それが僕ら全学連の言いたいことなんすよ。つまらん授業や単位に縛られる必要なんてない。団結して仲間とともにこの社会を変えるために立ち上がろう!

「社会貢献」より「社会革命」だ

2 時代読めよ学長!

「この社会では、労働するものは儲けることがなく、儲けているものは労働しない」(マルクス・エンゲルス『共産党宣言』)
 これは資本主義社会の本質を一言で表現した言葉だ。まさに現代はこの言葉が当てはまる。頑張って働く人ほど「ワーキングプア」にされている。「低収入で不安定な立場の非正社員。片や過労死に至ってもおかしくない水準で働き続けても、相応には報われない正社員。これが、過去10年あまりにわたる財界の雇用改革が生み出した日本人の姿である」「もう安住の尺場はどこにもない」(『週刊東洋経済』07.1.13)と経済雑誌にも書いてあるくらいだ。
 それなのに、ウチの学長先生の言うことときたら、ホント「時代読めよ!」って言いたくなる。曰く「在学中または卒業後に、生涯かけてもいいと思える仕事を見いだすことができたら、力の限り打ち込んでください。それはとてもすばらしいことです」(『中国新聞』4.3号外)
 リストラ、倒産、労働災害、病気休暇、そしえ過労死…などといったことが横行し、労働者から「働き甲斐のある仕事」を奪いつくしている現実がある。朝原学長はこうしたことは一言も問題にせず、「仕事をみつけてとことん働け」としか言っていない。一体いつの時代の話だ。そんなことを一方的に説教するのが大学か。

3 社会貢献より社会革命だ

 ハッキリさせよう。僕ら学生の生きる道は、「社会貢献」ではなく、「社会変革」だってことだ。世界中の圧倒的多数の労働者や若者が生きていけない状態にされて、働きもしない投資家や大企業経営者が暴利を貪っている。こんなしゃかいに「貢献」して僕らの人生を棒に振る必要はない。それより、この世界を革命しようってことだ。
 だいたい「社会貢献する人材になれ」っていうのは、要するに資本主義社会の「奴隷」になれと言っているだけだ。学長はそれを「大学の普遍的使命」とまで言っている。そんな情けない大学があるかっての!勝手に「普遍的使命」とか決めつけているが、大学とは本来、人材養成機関のようなものじゃない。世の中で起こる戦争や格差、貧困、不正や暴虐に抗議して声を上げ、行動をおこすのが大学の使命だ。時代読めない浅原学長に代わって、学生の手でそういう大学に変えてやろうってことだ!そのための学生自治会をつくろう!
 …おっと、もうスペースがないや。言い足りないことはたくさんあるけどしょうがない、この続きは僕らの企画や入説で直接討論しましょう!
 最後に浅原学長よりずっと立派なフランスの高校生たちを紹介。




 4月10日、フランスのパリで高校生を先頭に3~4万人が教育改革反対のデモに立ち上がった。高校生組織のUNL(全国生徒連合)とFIDL(独立民主生徒同盟)を中心に大学生、親、労働組合が支持するかたちだ。パリのほか、ボルドー、トゥールーズ、リヨンなどでもそれぞれ数千人のデモが行なわれた。
 フランスのサルコジ政権は今年8500人の教員を削減する計画だ。最近の5年間で5万人もの教職員ポストが減らされ、1クラス35人以上になったら授業は不可能だという。
 UNLとFIDLは共同声明で「今日脅威にさらされている教育に関する公共サービスを防衛する共同の意志」再確認し、生徒側の要求を聞こうとしない政府に対して、15日(火)から闘いを再開するをアピールした。


日刊☆全学連 NO.2

 更新が遅くなってしまいました(>_<)
 《4月11日(金)発刊!》

単位?資格?キャリアデザイン?こんな競争はホントにくだらん!
学生は団結しよう!一生の仲間をつくろう!
広島大学に自治会をつくろう!

 おっす!全学連だ。
 新入生のみんなに僕らは熱烈にアピールしたい。学生は団結しよう!そして世界中で立ち上がる労働者・学生と一緒に、この世界を革命しようぜ!
 苦しかった受験時代を経て、みんなはどういう目的で大学に来ただろうか?就職のため?好きな研究がしたいから?友達をつくりたいから?
 きっといろんな動機があると思う。けれど、はっきり言って、今のままの大学は君たちの望むものは与えてはくれないだろう。
 今、広大を牛耳っている学長や経営協議会は、大学間競争に勝ち抜いて生き残るために、「大学ランキング」の格付けを一つでも上げることに夢中になっている。文部科学省は大学への交付金をどんどん減らし、逆に交付金をエサに言うことを聞かせようと大学を脅している。広大の副学長は、「私は文科省に抗議するなんて勇ましいことはできませんよ。決められたシステムの中でやっていきます」と宣言した。
 そのせいで学費は値上がり、儲からない研究室は取り潰し、サークル活動まで評価対象にされ、点数で比較される。学生どうしも成績やら単位やら資格で競争させられ、選別され、友達関係も長く続かない。上級生になるほど、友人関係が軽薄化していく。これが今の広大の現状だ。全国の大学でも同じだ。東京の法政大では、こういう大学に抗議した学生を警察に逮捕させ、退学処分にまでしている。
 ふっざけんな!こんあ情けない大学があるか!政府=オカミの決めたことには逆らいません、格差社会に抗議の一つもしない、イラク戦争が起こっても黙って見ているだけで「平和を追求する精神」だと?
 こんな大学は学生の手で変えなくちゃいけない。広大で革命を起こそう!

やってられないぜ!格差社会の現実

 今、日本の労働者の雇用条件はめちゃくちゃに破壊されている。正社員になれない派遣やパート・アルバイトなどの非正規雇用が、全労働人口のなんと33%!それでもこんなのはまだ序の口。財界や自民党は「労働者の9割を非正規雇用にする」よ本気で言っている。
 小泉政権以来、政府は労働者に向かってさんざん「痛みに耐えろ」と言ってきた。「市場原理は万能だ、痛みに耐えて景気回復すれば明るい未来がある」などと言われてきたが、結局労働者は今まで痛めつけられぱなし、一方で大企業は税金も減らされ、規制緩和でやりたい放題大儲けしてきた(この12年間で銀行は一円も税金を払っていない!)




これが格差の実態だ!

◎年収200万円いかが全就労人口の22.8%
   300万円以下は38.8%
◎50世帯に1世帯は生活保護受給
◎正社員が440万人減り、非正社員が480万人増加。
◎大企業(資本金10億円以上)の役員報酬は年2811万円(5年で倍増)

格差社会は学生の生活にも直撃!

◎親からの仕送り平均額が月8万円を下回る(20年前の水準に)。
◎「バイトに追われて留年」という学生が急増(全国私立大協調査)
◎奨学金受給希望者急増。1000万円以上の借金を抱える学生も多数。
 日本の学費はアメリカに次ぐ超法外的な高額。しかも、奨学金をもらえる人はどんどん減らされ、有利子の奨学金に手をつけるしかなくなっている。こんな腐った仕組みがあるか!学費なんて全部タダにしろ!




資本主義は腐りきっている

 財界、株主、経営者といった資本家階級は、資本主義を「人類の最高の到達点」みたいに言うが、とんでもない話だ!一日一ドル以下で生活する飢餓人口はすでにすでに12億人(地球総人口の2割)、失業、環境破壊…全部大企業の儲けのために引き起こされている。
 これは資本主義の行き着いた成れの果て、最後の姿だ。そして今、資本主義の崩壊が始まっている。
 今や、文句なしに世界一の経済大国であるアメリカで、サブプライム危機が発生している。何兆ドルというカネが一瞬にして消え去り、一流銀行が倒産。証券や債権が次々暴落し、資本主義経済を成り立たせてきた「信用」そのものが総崩壊していく事態になっている。

労働者階級の答えは革命しかない!

 はっきり言って資本主義なんて人類全体の歴史で見たらほんの一時期にすぎない。つまり特殊な歴史的段階で生まれた社会にすぎない。その社会の仕組みが労働者を犠牲にするんだったら変えなくちゃいけない。
 だから労働者も学生も、団結してこんな腐りきった社会を革命しようってことだ!
 はっきりさせたいのは、「この社会を動かしているのは、労働者だ。ネジ一つに回すにしたって全部労働者がやっているんだ。社会の主人公は労働者だ。」ということだ。
 非正規雇用化だ、国際競争だ、改憲だと政治家どもが勝手に騒いでいだところで、結局社会を動かし、歴史を動かすのは労働者階級しかない。

団結!ストライキ!革命!

 資本主義社会は競争によって成り立っている。労働者どうしが陰惨な生存競争を続ける限り、資本主義は続く。だから労働者も学生も、資本主義の枠内で生き延びるために競争するのをやめて、団結しようということだ。労働者は労働組合、学生は自治会をつくって団結しよう!そして、職場・学園の仲間とともにストライキをやろう!今や労働者が次々にストライキに立ち上がっている。日本だけじゃない、世界中で!世界中の労働者、学生と団結して、この世界を革命しよう!
 僕ら学生はアツく生きようじゃないか!くだらん競争はやめ、仲間を守り、怒りを語り合おう!新しい社会に向けて、大いに展望を語り合おう!こんなのは大学の授業じゃ教えてくれない。僕ら学生どうしで自分たちで語り合うことだ。これが「自治」だ。
 広大に自治会をつくってストライキをやろう!

をつくろう!
                           

1 全学連は全存在をかけて皆さんに訴えます!


 新入生の皆さん!また、上級生の皆さん!今年の全学連は今までとは一味違う、マジにアツい集団として登場することを約束する!
 既に各学部のガイダンスに乗り込んで「今こそ大学には自治が必要だ」と訴えてきた。大学が経営者によって管理され、儲からないところはドンドン潰されている。文学部の教官はドンドン減らされている。大学の意向に反対するサークルは非公認にされる。全てを「金儲け」に集約する大学経営陣が提供する「授業」というものが、どれだけくだらないのか。ガイダンスのように、教授の一方的な伝達事項をノートにまとめるだけの授業。「テストの点」と「出席率」で評価し、単位・進級・就職で脅す。学生を企業が望む「社会貢献できる優秀な人材」に仕立て上げるような大学教育の中のどこに、学生の人間としての喜びや、仲間との信頼関係を構築する余地があるのだ。こんなもので学生を縛り、互いに競争と蹴落としあいをさせ、バラバラにされてたまるものか!
 大学には学生による「自治」が絶対に必要だ!それだけは譲れない。「一人の学生が困ったら、全学生でその学生を守る」
このような人間関係にこそ、僕らの依拠すべきものがある。単位・成績・資格・キャリア・地位・名誉・金など何の役にも立たん。仲間がいて、自治があり、いろいろな問題を自分たちで解決し、乗り越えていく中で僕らは団結できる。仲間と団結さえしていれば、僕らは生きていくことはできる。成績・就職活動・出世競争などで、自分だけが生き残ろうとすることなど、ホントは誰だってしたくない。しかし、大学・企業社会は僕らにそう生きさせようと強制させるんだ。絶えず僕らを分断し、競争させ、団結を破壊してきた。全て大学資本・産業資本の金儲けのためではないか。コイツら全員ぶっ飛ばそう。僕らが大学で勉強しているのは、大学を儲けさせるためではない。ストライキで学生が大学を奪え返そう。大学の主人公は経営者ではない、学生だ!



2 ストライキこそ究極に自治だ!

●こんな社会はおかしいぞ!
 学生は団結しよう。ストライキやって仲間をつくろう。広大でストをやってできる仲間とは「学生」という枠を飛び越えて、教職員・生協・地域・全職場・全大学・全世界にまで波及するぞ。みんなこんな世の中おかしいと思っている。全国・全世界の学生・労働者はストライキをやって世の中変えたいと絶対に思っている。
 貧困・格差・戦争を引き起こし、青年の2人に一人を一生フリーターという現状に叩き落し、「働きたくても仕事がない。働いても食っていけない」という状況を作り出し、夢も希望も奪ってきた。世界の1%にも満たない資本家達は世の中の99%の富を独占し、世の中の99%の人々が1%の富を奪い合っている。なぜ僕らがこのたった1%の富を奪い合うために、大切な仲間と競争しなければならないのか。実際に働いて富を作り出しているのは労働者なのに、その労働者の賃金はドンドン下がり、株の操作で5分で何億円と稼ぐ資本家は現場では絶対に働かない。

●ストライキをやろうぜ!
 こんな世の中ストライキをやって当然だ!職場を労働者が資本家から奪い返すストライキは人間としての最高の行動だ。仲間と競争するのではなく、団結して職場を回そうということだからね。だから学生もストをやろう!もはや僕らは「奨学金」すら返せない。卒業するころには200万円の借金を背負って社会にでる。しかも職はない。この「生きていけない」社会を覆い隠し、学生に「競争して勝てば、生き残れる」などと幻想と分断を強制する大学などストをやって止めて当然だ。学生はこんな大学・社会に対して本気で怒っている。一人「こんな大学おかしいぞ!」と訴えれば、みんなそこに集まってくるぞ。そこに自治ができるぞ。討論の輪は学部に拡がり、どうやって団結するかでアツい議論が夜通し続く。誰も競争なんかしたがらない。それが大学全部に波及すれば大学止まるぞ!大学が止まったら、職場も止まるぞ!全世界がストライキに入ったら、全世界の仲間と団結できる。それこそ究極の自治じゃないか。しかも世界の学生・労働者は既に立ち上がってゼネストに入っている。これに広大が合流すればホントに経済止まるぞ!経営者が夜逃げするぞ。労働者・学生が団結してればそこに大学・会社はある。団結して自分たちで回そう!可能性は無限大だ!最高の生き方だと思う。仲間つくりまくろう!
 もはや金融恐慌一歩手前。金や授業・単位なんか何の意味もなくなる。そんなものに依拠するのではなく、僕らは仲間を作って団結しよう。団結して、人間としての誇りを奪い返そう!