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日刊☆全学連 NO.19

サミット決戦に勝利したぞ!

  

●サミット決戦は大勝利
 たちは、今回のサミット決戦に「勝利した!」と言い切れる。何と言っても6・29渋谷デモの世界に与えた衝撃のすごさだ。国家権力の超厳戒態勢をぶち破った戦闘的なデモは、ここ日本に革命的な労働者・学生の隊列を誕生させた。この衝撃は、海外メディアを通じて全世界を駆け巡った。
 ドイツのハンデルスブラット紙(日本の『日本経済新聞』に当たる)では、学生の「彼は共産主義者で」「数年で革命をやると語っている」というインタビュー記事が掲載された。
 渋谷デモの模様を一面で報じた韓国のハンギョレ新聞は、「おとなしいと噂される日本のデモ隊は、この日、予想外の『戦闘力』を示した。…この日のデモ隊は、日本警察に対し激しい肉弾戦を辞さなかった」と書いた。
 AP通信の写真に載った「G8 No! WORKERS Yes!(世界を変えるのはG8じゃない!労働者だ!)」というメッセージは全世界の闘う労働者を鼓舞した。

   

●妥協点すらない、G8
 9日、洞爺湖サミットはぶざまに閉幕した。「来年からサミット不要」―各国からそんな声までもれている。かねがね最大の焦点といわれてきた「地球温暖化」に対して「危機感を共有する」ことで精一杯!「原油・食糧の高騰」に対しても、アメリカが投機マネー問題を回避して、なにも進まない。世界的な金融危機とインフレで、もはや妥協点すらなくなった。むしろ各国資本家の利害が激突し、蹴落とし合い、奪い合いの段階になっているのだ。

●イランへの戦争許すな
 原油・食糧の危機は、G8をますます戦争に駆り立てる!ブッシュは年内にもイランへの戦争を始めようとしている!ふざけるんじゃない!イラクに続き、またもや石油の独占支配のために!福田もアフガン・スーダンへの自衛隊派兵を策動している。戦争ですべて破壊し、資源・市場を奪い合い、労働者を殺し合わせて、生き延びようとする資本主義。こんな社会は、労働者と、いやもはや地球とも相容れない!


次は8・6ヒロシマだ!

●8・6ヒロシマで労働者の団結を発展させよう!

 広大から「8・6ヒロシマ大行動」に参加しよう!被爆63周年のこの日、全国・世界から闘う労働者・学生が集まる!とりわけ海外からすごい闘いを展開している労働者・労働組合が参加する。
 アメリカからやってくるのは、UTLA(ロサンゼルス統一教組)のアーリーン・イノウエさん(高校教員)だ。生徒を軍に勧誘する募兵官を、高校から追放する運動を最初に始めた。今では同僚や生徒、保護者、地域住民、退役軍人を中心に、軍の募兵官を高校から追放する草の根組織(CAMS=校内の軍国主義に反対する連合)の代表だ。02年ブッシュ政権は「落ちこぼれゼロ法」を制定し、軍の募兵官が高校に自由に出入りできるようにさせた。軍は貧困層の生徒をターゲットにし、大学の学費や健康保険(アメリカでは4000万人以上が健康保険には入れていない)と引き換えに、彼らを軍に入隊させている。「貧困による徴兵制」!CAMSの運動はロサンゼルス学区の50数校を始め、全米の高校に広がっている。 
 韓国からは世界最強の労働組合・民主労総がやってくる。今、米国産牛肉の輸入再開を強行したイミョンバク政権の打倒に向けて、数十万規模のデモ・ストライキに立ち上がっている真っ最中だ。

 8月6日は、核も戦争もぶっ飛ばす労働者・学生の国際的団結を発展させよう!労働者が団結すれば戦争だって止められる!今年の5月1日、アメリカとイラクの港湾労働者が「イラク戦争の即時中止」「軍需物資の荷役拒否」を掲げて連帯ストライキに立ち上がるという革命的な闘いを勝ち取った。8・6ヒロシマでも負けないくらい激しい闘いやるぞ!
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