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日刊☆全学連 NO.6

富山大学当局・国家権力による

富大生の不当逮捕弾劾!


団結を訴えて何が悪い!


金なんかいらない!
競争ではなく、ともに生きる団結だけがほしい-これが全学連のスタンス


 4月15日富山大学で学生がクラス討論(※1)をしていたところ、「建造物侵入」をでっち上げられ、不当逮捕されました。広島大学の学生は至急、この学生の支援の檄文(※2)を送ってください!(15日から大分時間がすぎてしまい申し訳ありません。広島大学でも、生協ストライキなど学内集会が続いていたので報告できませんでした。)

●本質は「建造物侵入」などではない。学生に団結を呼びかけたことだ
 A君は富山大学のOBです。しかし、そんなものは関係ない。学籍があろうと無かろうと、全学連は競争と分断の支配で成り立つ資本主義社会に対し、「労働者こそ社会の主人公だ。キャンパスの主人公は学生だ」「資本家の金儲けのためにどれだけの人が犠牲になっているのだ。こんな競争・分断はぶっとばして、学生は団結しよう。団結した労働者・学生こそ、この社会を変革する革命の主体だ」と訴えてきた。A君も同様だ。就職・出世競争など、他人を蹴落として自分だけ生き残るような人生ではなく、仲間と団結して、この社会を革命するために大学に残った。富山大学学生自治会は、そういう彼を必要とし、仲間との団結で生活を支えあっている。
それが、富大当局・警察権力は恐ろしいのだ。その信頼関係が大学・社会全体に拡がることをおそれているからこそ、警察を構内に入れ、学生の分断をはかった。彼らは学生が団結することを恐れている。学生が仲間と信頼関係を築くことを恐れている。競争・分断の支配が崩壊する可能性を恐れているのだ。
 つまり、今回の不当逮捕は富大当局・警察権力にとっては大失敗だったということ。学生の団結はこの不当逮捕をもってますます拡大している。こんなやつら許せねー、という思いが拡がっている。まわりの学生から「英雄じゃないっすか」とかいう反応が返ってきたり、新入生が次の日から一緒にビラをまき始めたり、多くの学生の激励が集まってくる。弾圧が団結に転嫁された。A君も元気いっぱい。弾圧ありがとう!

●団結・革命を訴えることは全くもって当然だ!
だいたいこの社会のどこに希望があるのか。格差・貧困・戦争、飢餓・環境・就職難、そして世界大恐慌がささやかれている。人間同士の信頼関係が破壊され、「自分さえよければいい」「空気を読めないやつ」「使えるやつ、使えないやつ」と、本来仲間であり共に社会を回していくはずの僕らが、他人の人間性を低めあっている。「自分を出すのが恥ずかしい」「回りから浮く」「空気を読んで黙っていよう」そんなとこに信頼関係などない。これが本当の僕らの姿なのだろうか。
 否!断じて否だ!こんな社会・人間関係に規定されるのは、僕らが資本主義社会で生きてきたからだ。「自分だけの利益、利潤の追求」「自分の目先の損得関係」という競争・分断のイデオロギーなど、僕らには必要ない。もっといえば大学が学生に与える「競争して勝てば生き残れる」などという「幻想」も必要ない。必要なのは、ともに生きる仲間だ。国境を超えた労働者・学生の団結こそが戦争を止め、社会を変革していく唯一の力だ。
 どこに希望がある?こんな競争・蹴落としあいの社会に希望などない。僕らは大学を儲けさせるために勉強しているのでも、資本家を儲けさせるために働いているのでもない。どんなに成績が悪かろうとも、給料が低かろうとも、出世できなくとも、人生の最後まで仲間を裏切らなかったことが何より大事だ。 隣の仲間との団結こそ希望ではないか。
 僕らは団結さえしていれば、他に何もいらない。僕らを競争させ、分断し、かろうじて生き延びてきた資本主義社会を打ち倒す団結だけが欲しい。「一人が困ったら社会全体でその人を守る」こういう社会を僕らの団結でつくろう!
 A君は全人格をかけて学生に訴えた。だから逮捕された。


(※1)教室に入って、学生に議論を持ちかけたり、ビラをまくこと。
(※2)激励文みたいな感じで、A君を支援して欲しいです。hirodai86@yahoo.co.jp まで書いて送ってください!



●富山大学ではA君が逮捕された翌日に「全学連委員長織田陽介講演会」を企画していました。織田委員長の富大に行って来た感想を掲載します。
 
★富山大学に行ってきました! BY 織田陽介

 一言でいってマジで革命情勢!
 16日の朝、富山大学に到着。前日のビラまき「建造物侵入」逮捕で、夜遅くまでかかって仲間がビラをつくっていました。僕も含めて6人で不当逮捕弾劾の朝ビラに決起! 教室にはご丁寧に、全部の入り口に「関係者以外立ち入り禁止」みたいな張り紙。教室でビラをまきはじめるとすぐに職員が20人ぐらい飛んでくる。「授業妨害だ」「学外者は出ていけ!」と。メッセージボードのようなものをつくって来ました。こちらも「昨日の逮捕をどう思うのか」「こんな異常な状況で平然と授業をやる方がおかしいんだ」「110番をしたのはお前か!」と徹底的にやり抜いた。若い仲間からは「授業が始まったらやめた方が良かったんじゃないか」と言った意見が出されながら、みんなで真剣に議論し、ますます団結が固まっていくような感じになっています。
 2コマ前には30人くらいの職員が登場、なんと「学外者、織田陽介はただちに退去するよう、勧告する!!」というボードが登場! おいおいそんなのさっき無かったじゃねえか。1コマの間にそんなもん必死につくってたんかい(笑) 今度は正門の外まで実力排除。名指しで排除されたのは生まれて初めて。授業妨害というので「まだ授業はじまってねえじゃねえか」と追及すると「自習している学生もいる」「時間前から授業をやる先生もいる」って、結局ビラまきすんなってことだろう! なぜ学外者が入れないのかと追及しても「学外者だからで~す!」と大声で叫んでいるだけ。とにかくきもい職員が多すぎる。「か~え~れ!」と帰れコールを始めるやつ、ドンドン近づいて来て「近づくな」と押すと「あ、今さわったな」と暴行をでっち上げようとする学長補佐。なんと各学部から教員を動員していて、決起している学生を割り出す体制まで取られている。本当に許し難い。
 13:30からの講演会に向けて、昼休みも堂々と登場、学生会館の前でアジらせていただきました。これがまた気持ちいい! 40人くらいの職員がボードをもって登場、また実力排除、正門前には学生が100人以上集まって人だかりになった。仲間の一人がトラメガで当局を追及する。当局に煽られて右翼的な学生が登場し当局に加勢し、職員は「もっと言え~!」と大盛り上がり。しかし彼は「俺は仲間が逮捕されているから許せないんだ」「ここに一人でも逮捕されたい人がいますか?」と一歩も引かずに闘った。「拡声器を使うな」という当局に対しても「本当に許せない、俺は本気だから拡声器を使うんだ!」と立ち向かった。本当に涙が出ました。学生はドンドン分岐している。ますます団結は拡大する。集まっている学生の中にも左が登場しているはずだ。拡声器を恐れる当局の姿勢からもそれは明らかだ。
 読売新聞の報道によると、やっぱり110番通報したのは大学当局だ。それだけじゃない。僕を排除したのは「学外者だから」ではないことがはっきり書いてある。記事のタイトルは「サミット粉砕集会呼びかけ 富山大に不法侵入の容疑者」で、「集会は16日に同大学構内で開催予定だったが、大学側が講演者の入場を拒否し、中止になったという」となっています。集会をつぶすためにやりましたとかいてある! やっぱりサミット弾圧だ! サミットなんつうふざけた会議を弾劾するどころか、粉砕集会をつぶす大学! 講演会は中止ではなく、場所を変えて断固やり抜きました。次の日は学生自治会室や逮捕された仲間のアパートなどに家宅捜索が入りましたが、全く権力に確信がない。逮捕されている本人は「法大化した」とめちゃ空気入って闘っています。


(法大化・・・法政大学では、たて看板・ビラまき規制に反対した学生29人が逮捕されたことを始まりに、のべ45人の逮捕者、3人の退学者、1人の無期停学処分者、3人の起訴者を出し、大学がガードマンと公安警察に包囲され、正門などあらゆる門が閉められている。「愛校心」などという文言を学生に強制させ「法大生は法政大学の発展に寄与しなければならない」などと言っている。また今年をもってサークル活動の禁止を通告された。法大では怒りが渦巻いている。学生は6月ストライキを計画中。)

★富山大学五福キャンパス学生自治会★のHPはこちら!!
http://tomjichikai.noblog.net/
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