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これが日刊ビラの2号目だ。どうだ、まいったか。

BGM
Oasis-The Shock Of The Lightning

   

300万学生は大恐慌に立ち向かおう!


織田陽介全学連委員長からのアピール


4.24法大集会に集まろう!
 こんにちは!全学連です。今日は、我らが全学連の委員長・織田陽介さん(東北大学)の、全国学生に向けたアツいアピールを紹介します。
 僕たち学生は大学の主人公だ!教育の名を語って学長や理事会が大学を私物化し、気に入らない学生を処分しまくる法政大学の現実は、絶対に許せない!全国の学生は4月24日法政大学に集まろう!
 
 300万の学生のみなさん、とりわけ新入生のみなさん! 親のリストラや学費の高騰、寮の廃止によって学生は教育を奪われ、大失業・内定取り消しによって未来まで奪われている。そして、大学を監獄化し、学生を商品と化して団結を破壊し、学生から搾り取って放り捨てる、一言で言って「全国大学の法大化」として、教育の民営化=道州制攻撃(※1)が狙われている。学生はこんな攻撃に屈していいのか。教育を取り戻せ! 世界大恐慌に対して立ち向かう300万学生の大反撃として「不当処分撤回! 監獄大学粉砕! 4・24法大解放総決起集会」を大爆発させよう!
 
 ついに情宣活動禁止
 88人のデッチあげ逮捕、22人の起訴、退学・無期停学処分、ビラまきも看板も集会も禁圧された法政大学の監獄化は、ついに裁判所と結託した「情宣活動禁止等仮処分命令」(※2)にまで行きついた。新入生を「確保」するための「営業権」の侵害であり「回復し難い甚大な損害が生じる」として、オープンキャンパスにおけるビラまき等、表現活動の一切を禁圧したのだ。法大資本は、処分撤回の訴え(※3)に対して、数十人の暴力ガードマンと暴力職員を雇い、集会についてはキャンパス中央広場を封鎖して圧殺をはかってきた。たった数人であろうと、処分撤回闘争に立った文化連盟(※4)の仲間の闘いが学生の団結を回復し、法大資本の暴力的学生支配をぶち破る力を持っている証左だ。4月24日、キャンパス封鎖や暴力ガードマン、それをも超える妨害があろうと、中央広場を埋め尽くす学生1千人の結集が、正義を貫いたがために大学を追われた学生を取り戻し、大学がその本質を取り戻す歴史的事件となる。あなたはその主人公だ。
 4・24とは、「営業権」を語って教育を破壊する法大当局のあり方、そしてその全大学への拡大としての教育の民営化=道州制を粉砕する全学生の闘いである。

 大学は「営業」の場か
 「営業権」とはよくぞ言ったものだ、法大総長増田よ! 教育機関の仮面もかなぐり捨て、利潤追求の自由という資本家の権利を叫んでいる!この「営業権」のもとで何が行われてきたか?人件費は02年からの5年間で14・8%も削減された。多くの職員が解雇され、教員1人あたりの学生数は43・9人と大学では最低レベルとなった。教職員は半年で解雇される派遣労働者に替えられた。新しい価値や文化を生み出すはずの大学で、声すら上げられない労働条件が強制されるなど、あっていいはずがない!
 
 さらに学費は123万~177万円にもなり、親には「寄付金5万円、4口以上」などと迫る。払えない学生には奨学金を借りさせる。月12万円を4年間、3%の利子で借りると775万円だ。奨学金を「無職・低賃金」などで返済できない学生がこの数年で4倍に跳ね上がった。「教育」を語れば学生も親も、バイトや借金をしてでも金を出すというのが法大資本の本音だ。未来の賃金まで奪い取り、就職できない学生には「エンプロイヤビリティ(雇われる能力)がない」とののしり、奨学金返済の「誓約書」まで書かせる。就職内定取り消しに対しては「10万円でもう1年いられる」とあくまでビジネスチャンスを見いだす。何が「回復し難い甚大な損失」だ。徹底的に搾り取られ、使い捨てられ「甚大な損失」を被っているのは学生の方だ!
 
 そもそも法大資本の「損失」など自業自得である。法大資本は教育を商品化し、「大学に入らないと就職できない」という脅しで学費を高騰させてきた。あげく653億円もの学費を資産運用に投じ、昨年3月段階で8億6千万円もの損失を出している。リーマンショックから半年、この損失がいくらにふくれあがっているのか。まさに新自由主義大学という名にふさわしい金もうけをしてきた法大資本の破産だ。学生へ責任を転嫁するな!
 自民党と日本経団連は「教育の自由化」を掲げ、貪欲(どんよく)な資本に教育を解放しようと、道州制を“全国の大学の法大化”として進めようとしている。しかし教育でもうけようという発想自体が百パーセント間違っている。学生は資本とは非和解だ。資本家階級に教育を語る資格も能力もない。学生が大学の主人公になろう! 
 
教育の民営化=道州制粉砕! 全国大学の法大化を許すな!
 
 正義を貫いたがために愛する母校への入構をガードマンに阻止されている処分された仲間を実力で大学に取り戻し、増田独裁体制が私物化してきた大学を取り戻す、それが4・24だ。4月は全世界の学生が「教育を取り戻せ!」を合言葉に行動に立ち上がる。すべての学生は法大闘争に立て!
 

 少し解説・・・
※1教育の民営化=道州制攻撃
 今「道州制」といって、県を撤廃し、州を置くという法律がつくられようとしている。これは、自治体や公立学校や病院などあらゆる公共機関を民営化して株式会社化し、一般企業同様の競争原理によって経営させるというもの。その際、警察と自衛隊を除く公務員三六〇万人全員をいったん解雇し、「業績優秀者」のみを選別して再雇用する。事実上の公務員大リストラ。
 アメリカでは、民営化された学校どうしが生徒獲得で競争し合い、次々と経営難に陥った。州政府から補助金を出してもらうには軍隊に生徒名簿を提出しなければならず、経営難に陥った学校の生徒が数多く軍隊に志願することになった。

※2情宣活動禁止等仮処分命令
 法大当局は、法大を批判するビラ撒きや宣伝活動は「営業権侵害」であり「甚大な被害を被る」からという理由で、学生8名を民事裁判に訴えた。裁判所は法大周辺半径二百m以内の立ち入りを禁止し、違反したら「罰金百万円」と決定した。法大の「営業=金儲け」のために学生の表現・言論の自由を侵害するという前代未聞の違憲判決。

※3処分撤回の訴え 
 法大生が、法政大学のあり方を批判したために退学・停学処分を受けた仲間の処分を撤回するよう訴えている。

※4文化連盟
 「一人の仲間も見捨てない!これ以上、法大当局の横暴を絶対許さない」というスローガンのもと、法大当局と対決している文化系サークルの団体。


とりあえず今回は以上です。実はアピール文はもうちょいあるんだけど、ビラに載りきらなかったので割合しました。スマソ。by研也
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