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11月集会報告(続)動労千葉長田書記長のアピール




新自由主義攻撃は破綻した
 
 全国から、そして遠く韓国、アメリカ、ブラジル、ドイツからも多くの同志たちが駆けつけて下さったことを心から感謝申し上げます。
 私たちは、チェジョンジン本部長が提起されたように、「労働者階級の団結と闘いだけが資本の搾取と暴力を終わらせることができる」ことを固く決意し、ここに結集しました。
 支配者たちは底知れぬ世界恐慌の前に震えあがっています。日本では昨年秋の金融恐慌の渦中で100万人以上の労働者が解雇され、実質的な失業率はすでに13%にのぼっています。解雇された非正規職労働者の77%が失業手当すら受け取ることができていません。
 新自由主義政策のもとで、この20年余りの間に社会は崩壊し、人間が人間として生きることができなくなりました。これは資本主義体制そのものの最後の姿です。
 激しい怒りの声の中で、半世紀以上にわたって日本を支配してきた自民党政権は倒れました。しかし私たちは、民主党政権にいかなる幻想も持っていません。政権中枢には、連合の右派幹部たちが座りました。彼らは労働組合の名をもって、非正規職労働者の大量解雇を容認し、派遣法「改正」要求に対し反対した資本の手先です。鳩山は新憲法制定議員同盟の顧問です。
 民主党は究極の民営化-労組破壊=道州制に突き進もうとしています。360万人の公務員労働者をいったん解雇し、選別再雇用するという重大な攻撃です。それは国家のあり方そのものを大再編し、民主主義を最後的に打ち砕く攻撃です。
 来年1月1日の民営化に向け、社会保険庁の労働者1千人に「不採用」の解雇通知が出されています。社会的にはまったく知らされないまま、民主党と連合の手によって闇から闇に1千人の労働者が首を切られようとしています。
 憲法審査会が動き出そうとしています。来年5月には改憲のための国民投票法が施行されます。目にあまる軍事的突出、労働運動や学生運動への激しい弾圧など、政治的反動化が急速に進行しています。

 国鉄1047名闘争が焦点
 
 こうした情勢が、国鉄1047名解雇撤回闘争を、労働運動と労働者の未来をかけた最大の焦点におし上げています。
 国鉄分割・民営化攻撃は新自由主義政策を社会全体に貫徹する突破口でした。支配階級は大恐慌情勢の中で、その攻防が今も決着がつかずに闘い続けられている現実をこれ以上許しておくことはできないと判断しています。20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200人が自殺に追い込まれました。7000人以上がJRへの採用を拒否され、そして今も1047名が解雇撤回を求めて闘い続けているのです。
 動労千葉は首を覚悟でストライキに立ち上がり、団結を守りぬきました。しかし国労は無為無策のうちに崩壊し、動労は民営化と首切りの手先に転落しました。多くの労働組合がこれに恐れをなして一斉に屈服・後退し、その結果、1000万人を超す労働者が非正規職に突き落とされるという現実が労働者を襲いました。だからこそ、私たちは何があろうと闘い続けようと心に決めたのです。
 私たちはこの1年、解雇撤回要求を取り下げて政府に「人道的解決」を求めるという運動の危機と全力で対決してきました。今、民営化の手先となったJR総連が、政府や資本にとり入るために再び1047名闘争に介入し、闘いを破壊しようとしています。あらゆる勢力が、国鉄分割・民営化の原点に引き戻され、労働運動の再生か解体かをめぐって火花を散らす関係が生まれています。
 動労千葉はすべての労働者の怒りの先頭に、「国鉄1047名解雇撤回」の旗をおし立てる決意です。3労組もこの一点で一致し、本日の集会を呼びかけました。私たちが求めるものは、労働者が胸を張って生きることのできる社会を建設することです。それをかちとるための労働者の団結です。

 闘う労働運動復権させよう
 
 恐慌が進行し、労働組合がいかなる役割を果たすことができるのかが問われています。労働運動の針路をめぐって世界中で激しい衝突が起きています。
一方にあるのは、「仕方のない現実」だと言って、政府・行政や資本とかかわることの中にしか展望はないと変質を深めていく思想と運動です。それは結局、労働者の階級意識と団結を解体し、資本主義を救済し、労働者にさらなる犠牲を強いて、戦争への道を準備するものです。
もう一方にあるのは、「団結した労働者の闘いは社会を変革し、歴史をつくる力をもっている」という確信に裏打ちされた階級的労働運動の思想と運動です。
 これは政府や資本、資本主義体制そのものとの闘いをとおして、自らの職場で階級的団結を形成し、それを全国に広げ、国際的な労働者の団結を拡大する中に希望と勝利の展望を確信する労働者の誇りをかけた闘いです。
 労働組合のあり方を変革しないかぎり、何も変わらない。ここに、今私たちが問われている課題の核心があります。だからこそ私たちは、労働者を絶対に信頼し、現場の労働者が直面する困難や苦闘から絶対に離れず、その中に身を置き続けることを決意しました。
吹き荒れる攻撃が全世界で労働者人民を深い眠りから呼びさまし、世界中にストライキやデモの嵐が轟(とどろ)いています。変質と屈服を深める既成の労働組合の支配に抗し、労働運動の新しい潮流が生まれ出ようとしています。イラク戦争に反対して西海岸の29の港をすべて止めたILWUの闘い、整理解雇に対して77日間の英雄的な職場占拠闘争に立ち上がったサンヨン自動車の闘いに続こう。
 あらためて訴えます。国鉄1047名闘争を先頭に、民営化・労組破壊と、改憲・戦争に立ち向かうすべての労働者の怒りの声を結集しよう。派遣法撤廃、道州制粉砕、改憲阻止の闘いに総決起しよう。10春闘に向け、「ゼネストが必要な情勢だ、闘う労働運動を復権させよう!」と訴え、職場から闘いを組織しよう。労働者の国際連帯闘争をさらに発展させよう。万国の労働者、団結せよ! きょうから再び新たな闘いに立ち上がろう。
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