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学内デモやったどー!

鈴木研也です。報告です。1月15日広島大学の中で「世界と繋がるデモやろう!イスラエルのガザ侵略弾劾!」ということでデモやりました!

 デモ

おおきくは前進 速報版を見てください。広大以外の闘いもでているので。

 最近ずっと徹夜だったので、前進 速報版に投稿した内容で報告します(まあ、僕が投稿したんですが)。

 1月15日、広島大学内で「世界と繋がるデモやろう!イスラエルのガザ侵略弾劾!」の合図で学内デモを行いました。広大生、留学生、生協職員、中国新聞の記者と総勢50人で、絶対にイスラエルの侵略を許さないんだ、という思いで集会・講義棟内デモを断固やりきりました。
 
 1月13日に速報版で、「ガザを生きさせろ!」のデモ、全世界を席巻、という投稿がされていたのを知って、居ても立ってもいられなくなった僕は「明後日学内デモやろう!」と無茶な方針を出して、寝ずにアピール文を作り、皆でドタバタと準備をし、クラスに入りまくり、講義棟の廊下を「明日デモやるぞ」と練り歩き、段取りは急でそんなにうまくいかなかったけど、超感動的なデモをやったと思います。 
 
 2コマが終って、昼休みが始まると学生はスペイン広場の前の生協食堂で列をなします。そこで僕らは広場にデカイ立て看板をだし、「ガザで殺されている労働者も、内定取り消された学生も、派遣切りされた労働者も、みんな同じ存在だ。アメリカが中東を軍事力で支配するのも、企業がリストラするのも、全て世界金融大恐慌から来ている。全て資本主義社会が行き詰まっていることが問題だ。これに対して世界では資本主義社会を乗り越える労働者階級の団結がガンガン形成されている。アラブ人とユダヤ人だって団結できるんだ。俺たちは団結できるんだ。国際的な労働者と学生の団結をもっと発展させよう。今日は世界の闘いと連帯するデモだ!」と訴えて、圧倒的な注目の中で集会をやり、講義棟にみんなで突入してデモをやりました。
 
 Stop war now! No blood for oil! Never repeat HIROSHIMAs in GAZA! Workers and Students of the world, UNITE!と講義棟にシュプレヒコールが響き渡り、ガンガンにビラが撒けました。講義棟を一周して再びスペイン広場に戻ってきて、最後に総括集会をやって終りました。急な方針にしても、これだけみんなで団結してやり遂げられたことはすごいことです。次回はもっと綿密に計画を建てて、もっとガンガンにやります。
 
 今回のデモで、広大学生運動は国際学生運動に飛躍したと思っています。何より留学生はイスラエルの侵攻に怒りまくっています。俺たちは団結できる。団結したら絶対この社会は変わる!もっともっとでっかくいこう!学生ゼネストは絶対できる!


あと、集会アピールをその時撒いたので、ぜひ読んでください(A4一枚にまとめるのは難しかった・・・うーむ)。

●イスラエルのガザ侵略を絶対に許さない!
戦争が始まり今日で19日目。先月27日から始まったイスラエルのガザ地区への空爆は2300回を超え(1日130回以上だ!)、すでに1000人以上の命が失われた。しかも死者の3人に1人は子どもたちだ。多くの人が家を壊され、手当てもされず、路頭に放り出されている。トルコでは男性が、ガザ侵攻に抗議してガソリンをかぶり、焼身自殺をはかった。
絶対に許せない。今日のデモはこの侵略戦争を絶対に許さないデモだ。

●なぜ戦争が起きるのか?
 ガザ侵攻の仕掛け人はアメリカだ。アメリカは1948年に軍事基地国家としてイスラエルをでっち上げ、年間20億ドル以上の軍事援助を行い、最新鋭の武器を供給しつづけてきた。中東の石油を独占し儲けるために、中東支配を貫徹するために、軍事行動を幾度となく行い、支援してきたのだ。
 しかしいまや世界金融大恐慌だ。体制存立の危機のなかで、アメリカの経済体制も、中東石油支配も揺らいでいる。必死に支配を維持しようとしているアメリカは、イスラエルを使って軍事行動に出ているのだ。石油支配・ドル体制維持のために、資本主義体制を支えるために、最後に起きること、それが戦争だ。

●内定取り消しも、派遣切りも、戦争も同じ問題だ!
アメリカの経済危機の表れが、このガザ侵略戦争であり、同時に国内外の企業が生き残ろうとして膨大な労働者をリストラするということだ。戦争と大失業という問題はいつも同時に起きる。ガザで殺されている労働者と日本で派遣切りをされる労働者、内定取り消しをされる学生は全く同じなのだ。 
 資本主義が完全に行き詰まっていることがすべての根本にある。発展しすぎた資本主義社会はありあまる生産力を自分ではコントロールできず、モノを作りすぎて、もはや売れない。売れないから生産しない(だから今ガンガンに生産が縮小し、先進国のGDP成長率はもはやマイナスだ)。生産しないから人を雇わない。雇われないから買えない。さらに国家破産の危機が戦争を加速させる。戦争の泥沼化がさらに失業者を溢れさせる…。こんな社会ではもはや生きていけない。ここまで発展した資本主義社会は、この社会に災厄しかもたらさない。もう絶対に発展しない。だから今、資本主義を乗り越えるための労働者階級の団結が、生きさせろ!と全世界で爆発的に形成されている!

●国際的な労働者と学生の団結が戦争を止める力だ!
 この社会を動かしているのは労働者だ。だから、労働者が団結したとき、戦争は止まり、社会は変わる。絶対に断言できる!学生だって同じだ。
今や、ガザへの攻撃を仕掛けている張本人であるイスラエルとアメリカの国内で、労働者が戦争協力を拒否し、ともに戦争阻止の闘いをはじめている。あるいは、イスラエルの国内でアラブ人とユダヤ人の労働者が団結し、「敵同士であることをやめよう!資本の支配を解体しよう!」と叫んでガザ攻撃を弾劾するデモを行っている。「歴史的にはいつも対立させられていたけど本当は俺たち団結できるんだ!」と世界中に示した闘いだ。昨年の5月1日には「イラク戦争阻止」を掲げ、戦争国どうしのアメリカとイラクの労働者が連帯ストを行い、学生がともにピケを張り「戦争は止められるんだ!」と世界中にアピールした。
こういう力が、僕たち一人ひとりに絶対にある!断固ある!

●ゼネストやってこの社会を変えよう!
核心は団結の問題だ。国際的な労働者階級の団結が戦争を止める。それは「生きさせろ!」の意思を体現する「一人の仲間も裏切らない」ストライキから始まる。競争の拒否だ。ドイツの学生ゼネストも、アメリカの戦争阻止のストも、日本の「派遣切り撤回しろ!」のストライキも同じ闘いだ。だから全学連はこう訴える。「あらゆる職場に労働組合をつくろう!あらゆる大学に自治会をつくろう!09年は世界で同時にストライキやろう!」と。破綻したホテルでは労働者が解雇を拒否して、ホテルを占拠・自主運営して、自分たちで職場を回している。労働者や学生が、「人も雇えず、戦争するしかない」資本主義体制をストライキでぶっ飛ばして、本当に社会運営の主体になろう。今日がその号砲デモだ!

Workers and Students

of the world, UNITE !


最後に。大学は恐慌にも戦争にも、何の解決策も示せず、闘う学生を大学から追い出している。09年も法大闘争が激しく火を噴いている。「無期停学処分」の二人は闘争永続化を宣言した。法大ストで決着をつけてやろう!そして広大でも自治会つくってストライキやろう。1・24法大闘争勝利集会へ駆けつけよう!

 以上です!長い文読んでくれてありがとうございます!
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