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6月7日(月)のビラ

全学連ビラ 6月7日(月)発行

国境を越えた団結で世界革命へ

6・13集会に大結集を!



ブラジル・コンルータス(全国闘争連盟)の全国大会の模様

団結はちまきを巻き、記念撮影をするブラジルの労働者・学生と織田全学連委員長



 広大生のみなさん! 6月2日、鳩山政権が、たった8ヶ月で倒れました。昨年8月、50年間も続いた自民党支配が崩壊して鳩山・民主党政権が誕生した時、「政権交代でついに日本は新しい時代に入った」などいってマスコミは大いにもてはやしました。しかし結果は惨憺たるもので史上4番目の短命政権でした。    

 これは労働者・学生の前進であり、勝利です。「自民党もダメだったが、民主党もダメ。こんな勢力に未来を託せない」。昨年8月30日、自民党支配を破った全国の労働者の憤激がさらに拡大し、鳩山を打倒したのです。今や情勢の決定権は労働者の側に移ってきています。これからの政治は、1人ひとりの労働者・学生が、政治を自らの手に取り戻し、行動していく度合いによってきまると確信しています。沖縄をみてください、9万人の基地撤去を求める県民大会、そして1万7000人の普天間包囲行動。こうした力が鳩山を決定的に追いつめました。これが示しているのは、労働者・学生が不退転の意思を持ち、断固たる行動にたったときに情勢は切り開かれるということです。

 改めて、6・13集会への大結集を呼びかけます。





大失業と戦争の菅・民主党政権

 6月4日、辞任に追い込まれた鳩山に代わって、菅直人が新首相になりました。しかし、菅は首相指名後の会見で、“自分は鳩山内閣と多くの点で共通した方向性を持っている”と述べ、鳩山辞任の引き金になった「普天間基地移設の日米合意」についても踏襲することを強調しています。また、「地域主権」「新しい公共」という鳩山と同じ言葉で、地方公務員260万人首切りの「道州制」を推進し、現代版「大東亜共栄圏」である「東アジア共同体」構想についても、国を挙げて取り組んでいくことを鮮明にしています。これは、世界大恐慌下でのた打ち回る日本経済を、大失業とブロック化・戦争で乗り切ろうとする政策であり、絶対に認めることは出来ません。私たちの未来は、民主党が掲げる政策などの中にはないということです。


世界大恐慌の時代

 私たちがはっきりさせなければならないのは、この間毎年のように首相が辞任に追い込まれている状況は、一個の政治体制の崩壊であり、その根底には世界大恐慌情勢があるということです。08年の米大手証券会社リーマン・ブラザーズの破綻から本格化した世界大恐慌は、一時の「景気回復」宣伝を吹き飛ばして、この間ますます進行しています。ギリシャの財政破綻に端を発した「ギリシャ・ショック」によって、世界的な株価暴落が起こっています(世界の株式時価総額は4月中旬からの1ヶ月で約14%減少し、7兆ドル=630兆円が吹っんだ)。また、ギリシャに続いて、ポルトガル、イタリア、アイルランド、スペイン(頭文字を取ってPIIGSと呼ばれる)やハンガリーやでも財政破綻の危機が進行し、ユーロ圏はまさに崩壊寸前の状態です。さらには、08年リーマン・ショックを越える「中国バブルの崩壊」が目前に迫っています。

 世界大恐慌の到来は、資本主義体制の限界を告げ知らせる事態であり、ギリシャのように、社会を動かしている労働者と未来を代表する学生が、団結して、大銀行・大企業から生産手段と社会全体を取り戻すたたかいが始まっています。国境を越えた労働者・学生の団結こそが、大恐慌と戦争の時代を解決する唯一の道だということです。


6・13集会は国際連帯集会

 6月13日に東京で開催される労働者大集会も、世界中から支援を受け、全世界の労働者・学生を糾合する集会として行われようとしています。集会の呼びかけ人にも、アメリカのILWU(国際港湾倉庫労働組合)第10支部のジャック・ヘイマン氏や、「世界最強の労働組合」と言われる、韓国の民主労総(全国民主労働組合総連盟)ソウル地域本部などが名を連ねています。とりわけ、韓国の民主労総は、反イミョンバクの中心に座り、6月2日の統一地方選で、北朝鮮との戦争を扇動するイミョンバク大統領率いる与党を大敗北に追い込んでいます。

 また、6・13大集会を中心で担う、日本最強の労働組合=動労千葉と、全学連がいまブラジルに飛び、コンルータス(全国闘争連盟、200万人の労働者を組織)の全国大会に参加しています。7日には、20数カ国の代表団による国際会議も行われます。世界大恐慌下で、同じ敵・同じ問題に直面している労働者・学生の国際連帯が急速に広がっているのです。




動労千葉のような団結をつくろう


 日本の中でそのうねりの中心にいるのは、動労千葉です。動労千葉はJR東日本千葉支社で働く運転士・整備士の組合であり、1987年の国鉄民営化の際に、当時の国鉄労働組合の中で唯一「民営化反対」のストライキを行いました。20万人のリストラ、200人の自殺者を生み出した国鉄民営化に対し、当時約1千人の組合員が1万人の機動隊に囲まれながら2波のストライキを打ち抜いたのです。結果、最後の最後まで「民営化反対」を貫いて解雇された1047名の国鉄労働者が、24年間に渡って「解雇撤回」を要求し、それを支援する100万人の労働者・学生とともに、民営化や憲法改定といった新自由主義政策を阻む力になってきました。


コンルータスの大会で発言する、動労千葉代表団の照岡さん。「6月13日には、新自由主義と闘う新たな全国運動をスタートする」「全世界の労働者の国境を越えた団結が必要だ。ブラジルの同志のみなさん! 心はひとつだ」


 そして、動労千葉は、今もなおストライキでたたかい続け、今春にはJR東日本による車両の検査・修繕部門の外注化提案に対し5派のストライキで反撃し、これを中止に追い込んでいます。動労千葉のモットーはいたってシンプルです。「資本(企業)は、利潤追求のために安全へのコストを削減する」「それで事故が起これば、責任はすべて労働者に押し付けられる」「だから、労働者と乗客の安全は、労働者の団結によって資本に強制するしかない」というものです。


 資本主義体制が崩壊を開始している今、資本(企業)に代わって、労働者・学生の団結で職場・社会をまわしてやるといううねりが世界中で始まっています。6・13集会は、「全世界を労働者・学生の手に奪い返す」号砲を発する集会です。改めて、広大生の皆さんへ大結集を呼びかけます。
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