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本日のビラ

被爆65周年目の8・6広島を、

核戦争を宣言する日にさせるな!



  広大生のみなさん! 昨日の新聞を見ただろうか? 今年の8月6日は今後の歴史を決める重大な日になろうとしている!
 
8月6日広島でおこなわれる平和記念式典に、アメリカ・イギリス・フランスなど核兵器保有国の代表がそろって参加することが発表された。その理由は被爆地ヒロシマを、「核開発を続けるイラン・北朝鮮に一致した強いメッセージを送る」(毎日新聞)場にするためだという。これはつまりヒロシマからイラン・北朝鮮への核攻撃を宣言するに等しい事態だ。


 米・オバマ大統領が主催した今年4月の核安保サミット、また5月ワシントンで開かれたNPT(核拡散防止条約)再検討会議。いずれも「核不拡散」「核テロ対策」といった言い方で、アメリカの核独占と、イラン・北朝鮮に対するアメリカの先制核攻撃の正当性を承認させる会議となった。そしてついに8月、被爆地ヒロシマとナガサキを、核戦争にむけた国際政治の舞台に利用しようとしているのだ。
 これに全面協力しているのが、広島の秋葉市長であり被団協の幹部たちだ。昨年からオバマを「核兵器をなくそうとしている平和の使徒」と大賛美し、「オバマジョリティー(オバマを支持する多数派)」キャンペーンをはって、広島の被爆者や反核運動をオバマ賛美に流し込もうとしてきた。これまで「平和」を訴えてきたような勢力が、北朝鮮攻撃の手先になろうとしている。
 だからみなさん! 被爆地ヒロシマを核戦争を宣言する場に変質させる平和記念式典を直撃するデモをやろう! そして私たちが新たな反戦反核運動をヒロシマに登場させよう。






北朝鮮への戦争を阻止するために行動しよう!

 いま北朝鮮攻撃の準備が具体的に進行している。今月25日から日本海でおこなわれた史上最大規模の米韓軍事演習は、北朝鮮に対する重大な戦争挑発だ。重要なのは日本の自衛官も、戦後はじめて参加した。菅政権はG8サミットの場で北朝鮮非難の口火を切り、沖縄・辺野古への基地建設を推進するなど、世界でも最先頭で北朝鮮侵略戦争をあおっているのだ。
 米韓連合軍が発表している朝鮮侵略戦争の「作戦計画5027」では、朝鮮半島全体が戦場となり、100万人以上の死傷者が出ると算出されており、大虐殺戦争になることは間違いない。また、この戦争は日本の全面的な参加が前提になっている。朝鮮有事の際、日本にはただちにアメリカ本土から50万人の兵員、1600機の航空機、200隻の艦船が派遣される。そして沖縄など在日米軍基地のみならず、日本の民間空港・道路・港湾・宿泊施設まですべてを戦争に動員することになっている。その際、現場労働者が戦争業務に従事させられるのだ。許せないことに、全国の国立大や私立大も戦争の際の「指定公共機関」に組み入れられるという。キャンパスが戦争のために使われるというのだ。
ではどうやったらこの戦争を止められるのか。じつは労働者や学生のなかに、その力がある。戦争のための業務命令がでても、戦争協力を拒否すれば戦争は止められるのだ。20世紀から現代にいたるすべての戦争は、国家の生産力を総動員して初めて可能になる。だから、戦争阻止の鍵を握っているのは私たち自身なのだ。



学生の政治行動が歴史を切り開く


 この情勢の中で訴えたいことは、「今こそ、私たちの手に政治を取り戻そう!」ということだ。8・6ヒロシマには全国から学生がやってくる。その特徴は、自分の大学キャンパスで学生自治をおこなっている学生が、反戦反核行動に積極的に参加していることだ。法政大学から参加する斉藤郁真くん(大学を批判したことで退学処分を受け、全国に処分撤回署名を呼びかけている)は次のように訴えている。「学生は未来を体現し、未来に責任をとる社会階層だ。自分のことだけでなく、自分の周りの事象、自分たちの社会の未来にことを考えることができる。」「選挙は、数年に1回、国会議員772人にだけ政治を任せるために投票させ、投票という行動を通してその次の選挙まで国民から政治を奪うものとして機能する。これに対して、『自治』を求める闘いは、全学生に、政治家になることを要求する闘いだ。それは、無限の政治家層の拡大だ。これを通じて本当の意味で学生や民衆が社会の主人公になっていこう。」と。今の時代に求められているのは、若き学生がエネルギーが爆発させることだ。学生が政治行動に立ち上がったとき、歴史を動かす力になる。8・5学生集会から、8・6の平和式典直撃デモへ! 広大生が行動の先頭に立とう。
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