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日刊12号


  

「暴処法」弾圧を許さないぞ!

 5月15日から18日にかけて、法政大学と警視庁・公安警察は織田陽介全学連委員長・齋藤郁真法大文化連盟委員長ら11人を「暴力行為等処罰法違反(以下・暴処法)」で令状逮捕、1人を「建造物侵入・威力業務妨害」で不当逮捕するという、前代未聞の暴挙にうってでた。絶対に許さない。
 「令状逮捕」というが、令状など示さない。拉致同然に仲間を奪い去っていく警察・公安当局。こんな逮捕に正義などない。今こそ全国の学生の団結で、戦前の「治安維持法」を越える大弾圧をぶっ飛ばし、12名の仲間を即時取り戻そう!


 今回の逮捕の核心は第一に、法大生―全国学生の団結が戦争を止め、監獄大学を実力で粉砕する力をもったことに対する、法大・警察の組織壊滅を狙った攻撃だ。

  
 4.24法大1500人集会は、06年3月14日「ビラ・たて看板設置禁止」に抗議する学生29人に対する大量逮捕から、退学・停学処分が乱発され、学内で集会もやれなくなった監獄のような大学の内部において、ついに1500人が「不当処分撤回」の意思表示をするという感動的な集会だった。
 サークル団体も学生自治会も潰され、ビラを撒いたら職員と暴力ガードマンに殴られ、抗議をしたら逮捕される(今回の逮捕で被逮捕者は100人を超えた!)。法大当局は「営業権」、つまり大学の金儲けの自由を主張して学生の人間的主体を否定し、学費を土地の運用にあて、「大学を批判する学生は大学の半径200m以内に入るな。入ったら罰金100万円」などと裁判所と一体となって主張する。
 「こんな大学はおかしい」「大学はもっと自由であるべきだ」と多くの学生が立ち上がって抗議をする中心に、法大文化連盟と全学連は存在した。そして4月24日学生は、団結して闘うことの素晴らしさ、その圧倒的展望を1500人の力で証明し、「学生はこの社会を変えることが絶対できる!」ということを証明してみせたのだ。
 今回逮捕された12名はいずれも文化連盟と全学連の執行部だ。逮捕理由は「暴処法」という法律で、1926年大日本帝国憲法下で制定され、激発する小作争議・労働争議に対する治安立法として、治安維持法と並んで戦前の治安弾圧=軍国主義化の要をなしたものだ。それが今回制定80年たった今、学生運動に対して発動された!これが日本の戦争衝動と改憲でなくてなんなのか!
 これが今回組織の壊滅攻撃として全学生に襲い掛かってきている。それだけ学生の生き方・存在が歴史的であり、ものすごい力をもっていることへの表れだ。戦争をとめ、この社会を変える展望は圧倒的に開けた。4.24のように学生は生きよう!学生が大学を奪い返し、未来も作り出す。全学生は法大闘争に立とう!


 第二に、こんな逮捕に正義などないということだ。

 今回の逮捕がどのように行われたのか。法大文化連盟・洞口朋子さんは5月16日、全国学生が沖縄闘争に立つ中で、わざわざ沖縄まで来た警視庁の公安刑事に路地裏で逮捕された。公安警察は空港で洞口さんを確認しつつもそこで逮捕をせず、全国から集まった1年生や初参加者を含む学生に脅しをかけるただその一点で、みんなの見ている前で拉致した!令状も示さない。抗議をしたら機動隊を差し向ける。この逮捕のどこに正義があるのか。
 4.24集会で逮捕された全学連副委員長・倉岡雅美さんには取り調べで「この売春婦!」「うそつき!痴漢事件をでっち上げる女どもと同じだ」「学生をたぶらかしている」などと罵詈雑言を浴びせている。
 ふざけるのもいい加減にしろ!大学において金儲けの限りが尽くされ、いったい何人の学生が大学に来れなくなり、何人の学生が借金漬けにされたことか。アメリカでは教育の民営化の結果、成人の37%が計算機を使っても10%引きの計算ができないという状況になった。教育を奪われた労働者階級の現状だ。資本家階級は「どうせこいつらは半年後にクビを切られるんだから、教育なんて必要ないだろう」「どうせこいつらは戦場で死ぬのだから、教育なんかいらないだろう」と主張する。もうこんなやつらに社会を運営する力も権利もない。
 法政大学においても新自由主義=教育の民営化が貫かれ、徹底的に学生が「商品」に落とし込まれた。その中から「大学を学生の手に取り戻せ!」「資本主義社会は終わった。労働者階級に権力をよこせ!」と膨大な学生が時代の前面に登場したのだ。警察はそのような学生に対して、集団で襲い掛かり、批判に答えることもなく、学生をブルーシートで覆い隠して、拉致してそそくさと逃げ帰る。取調室で1対3になってやっと、人間性を否定する悪罵を思う存分投げかけるのだ。
 公安警察はもう解散しろ!新自由主義はもう破産した!こんな卑劣なやつらに学生は恐れることもビビ必要もない。逮捕を間近で見た一年生は全員「絶対許せない」「警察が来たら普通ビビるけど、この人たちは立ち向かっていった。すげえ」と発している。墓穴を掘ったのは警察だ。弾圧に怒り、団結を求める全ての学生は法大闘争に立とう!

 第三に、巨万の学生が生き方をかけて膨大に立ち上がる時代だということだ。

 時代は完全に動きだした。大恐慌は6月GM破綻を前にして、一気に戦争と改憲、民営化と労働組合の破壊(とりわけ大学における学生の団結破壊)に突き進んでいる。6月には政府で「憲法改正審査会」なる改憲動向が進んでいる。オバマはプラハで「敵を抑止するため、効率的な核戦力を維持する」「規制をやぶったり、理由なく核不拡散条約から脱退しようとする国に、すぐに実のある措置をとる」という核独占と核戦争を世界に宣言した。日本共産党は今このオバマを絶賛し、8月6日にオバマを広島によぼう、などと言っている。戦争を推し進めようとしているのはオバマであり共産党だ。そしてなにより道州制によって国家が丸ごと民営化されようとしている。全社会の法大化が進んでいる。
 だけど、学生は全社会に明らかにした。資本家階級の方が危機であり、これは僕らにとって圧倒的なチャンスで、今こそ団結して社会を変えるときなんだ、と。
 道州制によって民営化されようとしている自治体、教育、医療・福祉、交通、郵便、大学の労働者・学生が立ち上がった時に必ずこんな弾圧を打ち破り、この社会を変えることができる!そして、すべてのカギは青年・学生が握っている。
 今あらゆる矛盾が「家族」に襲い掛かっている。教育費、介護等々、本来社会全体で保障すべき機関が民営化され、「家族」の負担とされている。そして、「家族」の負担が全て青年に集まっている。青年が「家族」と社会の負担を同時に背負わされている現状ではないか。だから、僕ら青年が立ち上がったときに、この社会の全ての矛盾を解き放ち、この社会を変革する展望を、親を含め、全ての労働者に指し示すことができるんじゃないか。青年・学生はそういう存在じゃないか。巨万の学生が生き方をかけて大学のあり方・教育のあり方を問い、社会を変革する闘いに立ち上がり始めた今、もう資本主義の枠内での生き方、不正に黙って従い、自分とその家族だけを守るような生き方はしなくていい!学生は何にも縛られず、思う存分闘っていい!
 法大闘争はものすごく労働者を獲得している。タクシー労働者のカンパから始まり、弁護士が一生懸命救援活動をやってくれている。法大闘争には、青年・学生の生きる指針がある!教育を、社会を、未来を奪い返せ!あなたが、その最先頭にたとう!6.14・15闘争に立とう。

キミの決起が世界を動かす!

by suzuki kenya
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