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米国の財政破綻が、兵士の大リストラと無人核爆撃機の開発へ

米、核爆撃機を新開発へ 「核なき世界」に逆行の恐れも
朝日新聞 1月7日

 ゲーツ米国防長官は6日、核兵器を搭載できる新型の長距離爆撃機開発に国防費を重点的に投入する方針を明らかにした。今世紀半ば以降の使用を想定した新たな核兵器の開発計画は、「核なき世界」を唱えるオバマ政権の方針に矛盾しかねない。

 ゲーツ氏はこの日、2012会計年度(11年10月~12年9月)に向けた国防予算の節約計画を発表した際、経費削減の一方で、重点的に開発に投資する兵器として、空軍が要望していた「敵空域に深く侵攻できる核搭載可能な長距離爆撃機」を挙げた。

 ゲーツ氏は新型爆撃機が、敵対国の空域に深く入り込んでいく空軍能力の「要」になるとの認識を示し「老朽化した現行機が退役する前に、新型機の計画を始めることが重要だ」と説明した。

 新型機の詳細には触れなかったが、遠隔操作可能な無人機も検討していることを明かした。レーダーに捕捉されにくいステルス性能も備えるとみられる。

 核搭載可能な新型爆撃機の開発構想はブッシュ前政権時代に浮上。06年には国防総省が2018年の就役を目指して新型機を開発すると表明した。ただ、現行のB52、B2両爆撃機は今世紀半ばまで使用可能とされることなどから、財政難の中でいったん、実際の計画としては先送りになっていた。

兵士4万7000人リストラ=5年で6兆5000億円削減-米国防総省
時事ドットコム 1月7日

 ゲーツ米国防長官は6日、兵士の削減や時代遅れの武器調達中止など大規模な米軍のリストラを進め、2012会計年度(11年10月~12年9月)から5年間で1780億ドル(約14兆8000億円)を節減する計画を発表した。イラクやアフガニスタンの駐留米軍撤退を視野に兵士を最大4万7000人削減する。
 1780億ドルのうち、780億ドル(約6兆5000億円)は予算削減分となる。残り1000億ドル(約8兆3000億円)の節約した経費のうち700億ドルは多様化する脅威に対処するため、核兵器搭載可能な空軍の長距離爆撃機開発や海軍の戦闘艦、無人機の増強に充てる。北朝鮮の核開発や、軍拡著しい中国を念頭に置いた措置とみられる。
 兵士削減は陸軍が2万7000人、海兵隊が1万5000~2万人。11年末のイラク撤退期限と、アフガンへの治安権限移譲の14年完了を見据え、15会計年度から削減を開始する。

米無人機が連続爆撃、15人死亡=タリバン関係者ら潜伏か―パキスタン北部
時事通信 1月2日

 パキスタン北部の部族地域、北ワジリスタン地区で1日、武装勢力を標的にした米国の無人機による攻撃が3回あり、AFP通信によると少なくとも15人が死亡した。空爆は2日連続。米国は最近、連日のように武装勢力に爆撃を加え、攻勢を強めている。
 AFPによれば、無人機は同地区の中心の町ミランシャー北方25キロの地点を2回爆撃、ミサイル計6発で隠れ家を破壊し、反政府武装勢力タリバンの関係者らとみられる11人を殺害した。別の場所でも車に対する爆撃で4人が死亡した。 

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