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2・11NAZEヒロシマが、150人の参加で、結成を宣言!

 原発の再稼働阻止-3・11福島県民大集会にむかって、2・11、NAZENヒロシマの結成集会が開かれ、150人の参加で、満を持して発足しました!





 開会のあいさつにたった被爆者の吉原美玲子さん(NAZENヒロシマ呼びかけ人)は、奇跡的に生き延びたこの命のある限り、福島の人々と寄り添い生きていきたいと、そして3・11は郡山にかけつけ、できるだけたくさんの人と話をし、思いを共有していきたいと、NAZENヒロシマ結成に対する万感の思いを述べられました。


 基調講演にたった清野和彦さん(元福島県教組委員長)は、「3・11から1年を前に」と題し、現地からの報告を、労働組合をよみがえらせるという立場から講演して下さいました。
 清野さんは退職教員の組織を運営しています。事故時に双葉郡に住んでいた退職教員のメンバーのうち、現時点で連絡がついているのは6~7割くらいだそうです。政府の避難指示の不徹底ゆえに起きた避難時の混乱ぶり、大変な心身の疲労。また避難先での不慣れな生活、そして生きている内には古里に戻れないだろうという無念さなど、清野さんの講演から現地の人々の思いを共有することが出来ました。
 また政府の「除染のキャンペーン」を弾劾し、福島は長い闘いに入っていること、それにたえうる運動をつくる必要があること。また双葉郡という貧しい地域に原発を押しつけてきた構造や、中曽根によって原発が導入され、国鉄分割・民営化によって総評が解散させられたこと、また被ばく労働の問題などいくつかの視点を提起し、最後に沖縄の「足下を掘れ。そこに泉が湧く」という言葉を紹介。下からの要求を一つのかたちにしていく努力、もう一度労働組合をつくりなおすしかないと訴えたのが印象的でした。


 同じく福島から来られた渡辺馨さんも、山下・神谷ら御用学者の暗躍ぶりを弾劾し、福島県民が団結し政府・東電に徹底的に責任を追及していく闘いの拠り所として、診療所建設の重要性を提起しました。

 
 
 その後、被ばく医療を40年続けてきた高陽第一診療所の吉田先生らヒロシマの医師からの発言、島根・伊方から再稼働阻止のアピールが続き、被爆者や、労働組合、そして東京から避難した女性の発言が続きます。

 
 広大の一年生も、発言! 昨年末浅原学長に「被爆地の大学として原発に反対せよ」「神谷研二教授を福島での要職からはずせ」「原発でボロ儲けしてきた三菱重工の会長を広大の経営協議会からはずせ」などと「申し入れ書」を提出したが、1ヶ月以上たっても回答がないことを問題にし、学生から一言メッセージを集めて再び申し入れようとしたところ、ついに学長から回答するという言辞を引きだしたと報告! 命より金儲け、真実より金儲けという腐敗した構造が大学の中にこそあり、それを学生の力で変えることでもっともっと福島の怒りと連帯したいということを訴え、会場は沸きました。とくに神谷教授追放を掲げ、キャンパスで行動してきてきたことが、福島の思いに応える行動であったと実感できました。


 デモは100人で出発。賑やかなデモに圧倒的な注目でした! 3・11まであと一ヶ月、広島から駆けつけよう!
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