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10/6 広大生2名の裁判に行ってきた!

◆中島敦史くんの冒頭意見陳述の紹介(抜粋)

 私が何のためにこの法廷にやってきたのかをまず明らかにしたい。私は裁きを受けるためにやってきたのではない。5月29日のわれわれの行為、すなわち5・29デモの大成功と大勝利を謳歌し、その正当性・必然性・正義性を明らかにするために、この法廷にやってきたのである。裁きを下すのはわれわれの側である。
(中略)
 本件の起訴状ではあたかも法大の学籍を持たない者が構内に「侵入」していることが問題の根本であるかのように述べている。法大当局は(中略)あたかもそれまで「正常」であったキャンパスに突如として大量の「侵入者」が何の理由もなく入り込んできたかのように、被害者面を決め込んでいる。
 だが、実際にはそのような「学外者侵入問題」それ自体明らかに法大当局がねつ造したものにすぎない。
 第一に、そもそも法大の学籍を持たない者が構内にいることが問題であり、「正常でない」とするなら、法大は創立以来今日まで一日として「正常」であった日はないと断言できる。とりわけ学生会館(*法大にあったサークル施設。04年法大当局によって一方的に解体された)の在りし日々、そこは所属大学を越えた学生たちの交流の場であった。私は03~04年にかけて、何度か法大学生会館を訪れ、イラク反戦運動などをめぐって他大学の学生と交流・団結を深めたことがある。その当時「法大生でないから」などというしみったれた理由で他大学の学生を追い出すようなことは問題にもならなかった。ただこのような、学生の自主的・主体的な活動の場を一方的に破壊し踏みにじってきた連中だけが、06年より突如として「学外者侵入」だとわめき始めたのである。
 (中略)
 第二に、「学外者」が法大に来ることがそんなに問題だというならば、増田よ!何故かくも多くの非学籍者が法大にかけつけているのか、考えてみろ!まさに平林ー増田が行ってきた学生への処分・弾圧・暴行・嫌がらせ・学生自治破壊・団結破壊のすべてが、法大の学生に限らず、どんな大学の学生にとっても許しがたいものだったということなのだ!われわれは「法大生ではない」からといって、このような法大当局の悪逆非道を黙って見過ごすようなことは断じてしない。

◆野地川泰介くんの冒頭意見陳述の紹介(抜粋)


  友人を助けるのに大学の許可が必要だとは全く思わないが法政大学の建造物を看守する増田総長自身も次のように述べているではないか。
 「本当の友人を作るのも大事です」「自分が一番苦しいときに相談できる、一生付き合えるような友人を作ってんもらいたい」(08年6月23日付 朝日新聞)
 私は5月29日、「本当の友人」の一人として当然のことをしただけなのだ。それとも、増田総長は「本当の友人」は学内者に限らなくてはならないし、大学当局の許可する範囲内でしか相談に乗ってはならないとでも言うのだろうか。
 (中断)
 歴史上のあらゆる進歩は常にこれを非合法として禁止しようとする力に対する闘いを通じてのみ実現されたのである。法大ストライキー全国300万学生ゼネスト、そして全世界のプロレタリアートとともに階級のない社会の実現に向け、あらゆる反動を押しのけて突き進むことを宣言する。
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