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京大生と連帯し、広大公安事件を追及!

11月20日、前期学生自治会が提出した学長あて公開質問状に対する大学側(学活グループ)の回答と、それへの質疑応答の場を開くことが出来ました。 当日は弾圧と闘い抜いた1年生も参加。8・6ヒロシマ大行動実行委員会からも参加し、大成功を収めました。

◆京大生と連帯し、広大公安事件を追及!!
 今年の前期、広大内に公安警察が入り込んで、学生自治会の活動を監視、1年生の親に電話で報告していた事件について、最初は「そのような事実はなかったと推測している」「警察が親に電話をするなどありえないと考える」と、起きている事実から目をそらす曖昧な対応でしたが、学生側の質問・追及の結果、事実関係について改めて警察に確認することを学活グループとして約束しました。
 京都大学の事件が情勢を完全に後押ししたといえます。京大の事件を受けて、広島大学も公安侵入事件への対応を迫られました。回答に先立ち、学活グループが警察に出向き、既存の“申し合わせ”を守り、学内に無断で立ち入ることのないよう要請をしてきた、ということでした 。
 京大で見事に踏み破られていたた“申し合わせ”の信ぴょう性がいかほどかはさておいても、弾圧に泣き寝入りしなかった1年生と、京大生の闘いの波及力によって、広島大学が「大学には自治が存在する」と明言せざるを得ないところまで追い込んだことは決定的です。
 

◆物理科学科に弾圧の責任を押し付け

 さらに別の1年生が受けた弾圧事件(※チューターと学科長に2度呼びだされ、自治会をやめるよう迫られる。さらにチューターが親に電話し、8月5~6日は外出をさせないよう親に見張り役を命じる。後日なぜこのようなことをしたのか、学科長に真意を問うたところ「本部の指示」「自治会がどういう活動をしているか知らないけど頼まれたから やった」と回答してきた)については、「物理科学科の中で話し合ってやったことといっていた」「君のことを思ったチューターの先生が言ったかもわからない」という、許しがたい対応に終始! 本当にふざけています。

 こうした回答は、先に述べた通り、前期に物理科学科長の研究室まで話を聞きに行ったときと、まるっきり違うものです。その食い違いについて、なぜ学科長に質問しなかったのかと尋ねたところ、無言…。答えられないのは、話の口裏を合わせるために、物理科学科を丸め込んだからにほかなりません。
 しかし、それだけ周到に準備してきたにもかかわらず、一人の職員が、「学活グループとして学生自治会に関する情報を日常的に集め、担当する部局に提供し ている」「理学部の方にも私の方からお伝えした」という、重大な事実を暴露してしまいます。要するに目の前の学活グループこそ1年生を弾圧した張本人なのです。しかし、「情報の提供はしたが、その判断はしていない。部局にまかせた」と、責任の押し付けに汲々とする始末。本当に情けない。

◆執行部の団結を守り抜き、当局を話し合いの場に引きずり出した
 今回さらに重要だったのは、昨年の自治会再建以来、学生向けに妨害文書を出し、学生と自治会の分断に躍起になってきた大学側が、「学生自治会は課外活動団体として認めていないが、今回の申し入れはについては、『不当な介入があった』ということで、事実確認しなければいけないと思って対応した」と、自治会と の話し合いに初めて応じたことです。当局のいう公認/非公認といった学生同士の分断も闘いを通じて突破できます。
 
 広大自治会は、この1年間で固めた団結を基礎に、2015年決戦に突き進みます。
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