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全学連中央執行委員会から、全国学生へ

全学連中央執行委員会より、12・4法大デモへ向けた緊急アピールが発せられた!全国300万学生は12・4法大デモから、'09「生きさせろ」ゼネストへ!



(0)すべての学生のみなさん! 労働者・農民・市民のみなさん! 全学連中央執行委員会は退学処分粉砕の12・4法大デモへの参加を訴えます。
 怒り、怒り、怒り以外にない! 法大当局は、齋藤君(法2年:文化連盟委員長)、倉岡さん(人環3年)、恩田君(文3年:文化連盟副委員長)、洞口さん(経1年)の4人の退学処分へと踏み切ろうとしている! これは敵が退路を断ってかけてきた文化連盟絶滅攻撃だ。
 「退学処分絶対反対!」-300万の全国学生にこの声を挙げてほしい。全国で「内定取り消し」が千、万の規模で始まっている。奨学金を返せない、学費を払えない、大学から追い出されている仲間がたくさんいる。こうした怒りの最先頭で闘ってきた彼らへの処分を、全国学生の力でぶっ飛ばそう。2年半で88人が逮捕され、国家権力の全体重をかけてつぶしにかかってきた法大の闘いを爆発させ、全国学生の09年「生きさせろ!」のゼネストを切り開く闘いが12・4デモなのです。12月決戦に学生の未来がかかっている。法大闘争史上最大の決戦の火ぶたは切って落とされた。全国から法大へ! 

(1)法大法学部と文学部、経済学部は文化連盟に結集して闘う仲間に対して、12月3日、4日に事情聴取を行うという「面談通知」を内容証明で送りつけた。事情聴取の内容は以下だ。
  ・5月20日の行動
  ・5月20日以降の学内外での行動
  ・10月17日の学内外での行動
  ・駅前での街宣活動
  ・教職員の自宅を訪問した件
  ・文化連盟ブログについて
  ・平素のキャンパスでの行動
 5月に文化連盟が、恩田君への処分を契機に立ち上がり、それ以来の全ての行動が看過できない打撃となっていることを自己暴露するものだ。集会だけでなく、ブログの内容や駅前での行動など、何を根拠に処分するというのか! はっきりいって完全に破綻した内容だ。もうなりふりかまわない。どんなにむちゃくちゃな理由をつけようとも、退学処分にして叩き出すという退路を断った攻撃だ。
 4月からの闘いは、43人の逮捕、19人の起訴を出しながら、文化連盟と全学連が固く固く団結し、増田体制を追いつめていく闘いだった。5・20処分阻止の文連の決起、38人の逮捕を出しながら学内デモを闘い、突入した公安デカと激突して叩き出した感動的な5・28ー29の闘い、中野ゼロに460人を集めた7・24集会、「1人の仲間も見捨てない、法大当局のこれ以上の暴挙を絶対に許さない=全国大学の法大化阻止」のスローガンを掲げて文連と全学連が団結した全学連大会、そして、「21世紀初の学生暴動」10・17闘争、法大を解放区にした自主法政祭、そして世界の文連として登場した11・2労働者集会。この過程を処分を阻止し続けながら、暴力ガードマン=ジャージ軍団を叩き出す大勝利を切り開いた。
 私たちは訴えてきた。退学処分こそ、大学当局が学生を従わせる敵の最後の手段だと。これに対して立ち上がり、「1人の仲間も見捨てない」と団結した時に、学生は大学の主人公になれると。だから全ての怒りを「処分絶対反対」の一点に集中しようと。そして処分攻撃こそ敵の弱点だと! 処分を7月から毎月阻止しづけてきた地平の上に、19人の獄中の仲間の保釈がぐいぐいと引き寄せられ、増田体制打倒のカウントダウンが始まった。今回の大量の退学処分攻撃に、敵の退路はない。処分反対の一点で立ち上がり、今こそ増田体制を打倒し、大学を学生の手に取り戻そうじゃないか。

(2)この激しい文化連盟・全学連絶滅攻撃の中に、革命の展望がはらまれていると全学連中央執行委員会は考える。金融大恐慌は、容赦なく新自由主義という政策の破産を、支配階級と麻生政権に突きつけた。株は大暴落し、銀行は破産し、自動車と電気を先頭に減産に次ぐ減産、工場が次々と閉鎖している。派遣労働者を全員解雇する攻撃の中から、派遣労働者の怒りが吹き出し、ストライキが世界だけでなく、日本全国で始まったのだ。
 「大学を占拠するぐらいしなくちゃ変わらない」「銀行ではなく教育に金を出せ」-ドイツの高校生が立ち上がっている。ヨーロッパ中で、アメリカで、大学を学生が占拠し「政府も大学理事会もぶっ飛ばせ!」と訴えている。日本の学生も反乱を開始すべき時だ。
 新自由主義大学のあり方は完全に破産した。法大の掲げる「キャリアパワー」とは、「エンプロイヤビリティ(雇われる能力)」などと言い、資格を取ったり授業に出れば学生は幸福になれる、就職できないのは学生の能力がないのだという最悪の路線だ。それが今や「内定取り消し」が、千、万の規模で始まった。さらに自治体の民営化で「公務員になる夢」(資格学校のビラ)もぶっ飛び、資格学校とグルになって学生から金をふんだくるあり方は破産した。弁護士毎年3000人増の幻想で法科大学院で儲けてきたのも「弁護士もワーキングプア」という現実で吹っ飛んだ。奨学金を返せるだけの給料が出ない。こんな社会を作ってきた張本人である麻生が、「9カ月以上の奨学金滞納者名簿を金融機関に提出し、法的手段をとる」と言い出した。自民党は奨学ローンの利子の上限3%を撤廃させて、奨学金を銀行の儲けの手段におとしめようとしているやつらじゃないか。法大はこれを受けて、「奨学金を貸すという誓約書を書け」と毎日全構放送をかけている。「教育と言えば、学生も親も借金してでも金を出す」これが麻生や銀行、大学の本音ではないのか! それだけではない。駒沢大学の154億の損失を先頭に、株で損失を出した大学が70を越えると言われている。消失した金はすべて、親が出したり、学生がバイトしたり、借金をして出した金だ。こんなものは大学では断じてない。教育を語った金儲けために学生が生きているのではない。学生は大学のために借金をし、破産させられ、日々働かされる奴隷ではないのだ! もう学生は怒って当然だ。大学を占拠し、政府を倒して当然だ。株で大学が潰れるのが先か、それとも学生の怒りでつぶすのが先か。どちらにしても新自由主義大学の学生支配は完全に破産したのだ。今日はとなりの大学が破産し、明日は別の大学に火が放たれ、明後日は学生が大学を占拠する。金融大恐慌は、革命情勢なのだ。
 だからこその文連・全学連絶滅攻撃なのだ。この12月決戦、団結を強化して闘いぬくことができれば、09年「生きさせろ!」ゼネスト情勢が学生のものとなる。法大闘争は国家権力が全体重をかけてつぶそうとしてきた闘いだ。だからこそ、法大から全国大学の闘いを爆発させよう。
 この間、東京拘置所当局が、後藤さんへの暴行・保護室監禁という攻撃を始め、懲罰・転向強要を連発している。握手をした、アメリカCAMSがプレゼントしてくれたTシャツを着た、抗議した、これだけの理由でだ。しかし、これも金融大恐慌情勢に追いつめられた全学連絶滅攻撃であり、この攻撃をも怒りと団結に変えて全学連が闘いぬいている勝利はゆらぐことがない!
 11・2労働者集会の5700は、体制内労働組合執行部から国家権力にいたるまでの全反動をぶっ飛ばし、09ゼネストをつかみ取る歴史的勝利だった。この勝利から、全国でストライキが始まっている。
 全国のリーダーたちは、腹を固めて全反動と真っ正面から対決して闘おう。その先に09ゼネストの爆発が見えるではないか。「リーダーとは誰か?」それはこれを読んでいるあなただ。全力で12・4法大デモに立ち上がってほしい。

(3)大学、教育の主人公は学生だ。それは「未来は青年のもの、革命は青年の権利」ということだ。
 歴史は、新たな世代が古い世代を乗り越え、その価値観を粉砕して作られるものだとするならば、教育の主人公は学生でなければならない。法大のように、学生運動で挫折した学生部連中、処分をしながら学問を語っている自称「教授」連中に、学生が屈従させられるなど、言語道断だ。こんなものをぶち破らない限り、学生が大学の主人公にならない限り、大学は大学たりえず、社会が良くなることも、人類史が前進することもない。
 法大弾圧裁判では、大学は大学法人や総長のものであるかのように言われている。法律的にも「学生のものだ」などとは書いていない。しかし、法律をも越えた真実がある。ここに確信を持つ者がマルクス主義者なのだ。全学生はマルクス主義で闘おう。教育は金で買う「サービス」「商品」などではなく、学生はそれを買うお客さんではない。学生こそ大学の主人公だ、と誇り高く叫ばなければならない。大学が破産する時代、学生が大学を占拠し運営する主体として登場せよ、これが時代の声だ。
 学生こそ大学の主人公であり、処分攻撃などしょせん見せしめだ。全学生を退学にすることなど絶対にできない。だからこそ、仲間への見せしめを粉砕した時に学生は大学の主人公になれる。「1人の仲間も見捨てない」これこそ300万学生の革命的スローガンだ。
 19人の獄中の学生や文連の仲間のような素晴らしい闘いは、どんな学生にもやれる闘いだ。19人の学生はどこにでもいる学生だ。何の違いもない。なんの特別な能力も持っていない。ただあるのは固い団結だ。あなたの中にその力があるのだ。

(4)だからこそ、すべての学生は法大決戦に立ち上がってほしい。あらゆる怒りを文連処分反対の一点に集めて闘おう。いざ12・4法大へ! 09年300万学生の「生きさせろ!」のゼネストへ!

全学連中央執行委員会



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