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ヒロシマ行動方針アピール

 すでに、福島原発2号機も爆発、4号機も火災が起きています。しかし、政府発表では、爆発から2時間もその事態を隠し、「危険性は少ない」などと隠蔽しています。もはや、事態は一刻を争います。自衛隊と米軍によって、完全に東北地方は制圧され、政府によって情報は隠蔽されています。菅政権の行う「救援」は、東北地方人民の犠牲のうえにさらに増税と首切りを行い、自らは傷つかずに「撤退はない。覚悟を決めろ」と労働者・学生に脅迫をせまる攻撃です。

 すでに米核空母(それ自身が原子力空母)ロナルド・レーガンは、東北沖から退避し、東京電力会長は逃げ隠れ、「安全だ」を連呼するが自身は一切現場に近づかない枝野官房長官に、「これからは安全性をさらに検討しなければならない」とまだ原発推進する御用学者の下で「救援」などできるのか。「200年に一度の災害に備える必要はあるのか」と連縫は事業仕分けで、東北地方の海岸の整備費を削減し、中部電力は「原発を建てなかったら会社が赤字になる」などと、今東北地方で苦しみながらも必死で生き抜いている仲間に目もくれない。そのうえに投資家連中は、「東北地方の復興は『需要』になる」といって、建設業の株に投資し、あろうことか、東北地方の食料の値段を吊り上げている。

 こんな連中の下で行われる「救援」が、これから労働者に何をもたらすのか。これから、倒産・失業・増税・内定取り消しが横行する。東北地方の農業は壊滅し、日本全国に食糧不足がまきおこる。被災した東北地方だけではない。全国が、同じような状況に入っていくのだ。
 しかし、菅政権・資本家連中はこれを利用して、一気に新自由主義を推し進め、労働者人民に「我慢しろ」とおそいかかる。最後には、今日本に「救援」にきている米軍と韓国軍とともに朝鮮侵略戦争を始める。
 労働者・学生・農民が闘って「復旧」を勝ち取る以外にない。支配階級に「復旧」させる力はない。「金儲け」を優先してきた連中の本質が、この地震で暴かれたのだ。

 必要なのは、「労働者の団結」だ。被災地・非被災地とわず、労働者が総団結し、エジプトのタハリール広場のような人民広場を津々浦々に作り出し、助け合い、協力しあい、補い合いながら、生き抜くことだ。何より労働組合の建設だ。労働者が労働組合を建設し、すべての仲間とともに生活防衛闘争に立ち上がろう。労働者は死んではならない。全国・全世界の労働者が団結し、東北地方の仲間を守ろう。原発をとめよう。


 東北地方の仲間のみなさん。広島の学生は、あなたたちとともにある。広島の地は燃えている。今、この瞬間に団結するためにヒロシマは65年間闘ってきたのだ。あなたたちは、「かわいそうな存在」でもなく、「救済するような存在」でもなく、まさしく労働者の団結の核となる存在だ。あなたたちの必死でいきようと、人間の共同性を取り戻しながら闘っている姿は、全世界の仲間の希望だ。

 広島・中国四国地方のみなさん。私たちにできることは、「節電」や「募金」といった行動だけではありません。今の菅政権の行うデタラメな「救援」に怒りを燃やし、ヒロシマの地で労働者の組織・労働組合を立ち上げ、あらゆる可能な方法でもって東北地方に援助をし、全国的なネットワーク・救助・復興体制を築き上ることです。そして、これから必ず巻き起こる大恐慌の本格化・大失業・戦争・食糧難に怒りを燃やし、労働運動・学生運動を盛り上げていくことです。何より菅政権打倒の闘いを巻き起こそう。一切の責任は菅政権にある!それは、「原発を即時なくせ!」の闘いです。すでにドイツでは6万人の反原発の闘いがはじまっています。


 「全世界の仲間へ。ともに立ち上がろう。自分が何者であるかが問われる瞬間だ」(エジプト革命の言葉)
 私たちは労働者階級だ。この社会を動かしている社会の主人公だ。「復興」の力は、私たちの団結にこそある!

以下行動方針です。
 3月15日(火)そごう前街宣17時半~18時半
 3月16日(水)中電申し入れ(第2回)15時~16時
 3月17日(木)中電~ドーム前デモ 18時~19時半
 3月20日(日)3.20渋谷デモ

  

福島第1原発3号機爆発直後の衛星写真をDigitalGlobe社がネット上で公開、ダメージの度合いが確認可能に
http://gigazine.net/news/20110315_digitalglobe_fukushima/
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