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本日のビラ☆

7・11参院選を受けて、訴えます! 

民主でもなく、自民でもなく、


自分たちで社会を変えよう!



○「政治参加」とは「選挙の一票」のことなのか?

 昨日の参院選挙で、民主党・菅政権に痛烈な「no」が示されました。菅首相は直後の記者会見で、敗因を「消費税に触れたことが唐突だったから」としか総括できていません。しかし実際はもっと根本的なところで不信任が突きつけられたと思います。戦後の自民党支配からの変革を求めて政権交代したにもかかわらず、鳩山は公約を裏切って沖縄に基地をつくろうとし打倒されました。それにもかかわらず菅は鳩山路線を継承しもっと絶望的に消費増税を掲げて突っ込んできたわけです。結局自民も民主も、既成の党に世の中かえる展望はないということがはっきり示されたと思います。今回、決して自民党が期待されての「勝利」でないことは投票率の低さが示しています。沖縄県にいたっては全国最低の投票率52・44%なのです。 
 
  総務省によれば選挙は、「私たちの代表を選び私たちの意見を政治に反映させるためのもの」「私たち国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会」であるとされています。そして政治家の人々は選挙期間になると、ここぞとばかりに私たちに「政治参加」を呼びかけ、票を獲得しようとします。
 しかし、もはや「私たちの代表者として未来を任せよう!」と投票する先などないというのが大方の実感でしょう。朝日新聞の調査(6月28日)によれば、無党派層は45%にのぼる一方、政党支持率は民主が29%、自民が19%で、他の政党は1桁の支持率です。それにもかかわらず、選挙には「私たち自身が政治を行う」という選択肢は用意されていません。そんな中で行われる選挙が終わると、私たちの手の届かないところで勝手に政治が進んでいきます。
 結局選挙で行われることは、菅や鳩山といった連中が「私たちの代表者」として好き勝手に政治を行う口実をえることだけではないでしょうか。選挙の一票を投じることでは社会の矛盾を解決するも、生活を改善することもできません。
 「こんなものが、私たちの『政治参加』であっていいはずがない!」「任せられるやつがいないなら、私たち自身でやってやろう!」―改めてそう確認できたのが私たちにとっての参院選ではないかと思います。

○8・6ヒロシマにたとう!

 日常的には政治に参加する機会を奪っていながら、選挙のときにだけ「政治参加」を求めてくる。これに対して私たちは、「選挙の一票」で終わるのではなく「彼らから、政治を、社会を、大学・教育を私たち自身の手に取り戻すまでやろう!」と訴えます。とりわけ8・6ヒロシマ行動を呼びかけるのは、戦争こそ政治家に託して止められた歴史はないからです。私たちの意思と行動が戦争を止めるのです。だから、毎年8・6ヒロシマには全国、海外から核と戦争に反対して人々が集まり、恒久平和をつくるために行動してきました。
 
 今年は本当に重要な年です。なぜなら今年4月に発表したNPR(米核戦略体制の見直し)で、オバマ政権は“イラン・北朝鮮は核攻撃の対象”と明言しているからです。イラク・アフガン戦争が長期化し、米軍支配が崩壊しています。さらにリーマン・ショックから経済危機が爆発し、アメリカの世界支配はいよいよ絶望的に崩壊し始めている中、最終兵器=核兵器の実戦配備に手をつけ始めているのがオバマ政権です。2011年度の米予算教書で、核兵器関連予算を13・5%増額し、「危険な予算削減を進めた過去10年からの転換」(バイデン副大統領)という歴史的な伸びとなっています。
 しかし、秋葉・広島市長はオバマによって核兵器はなくなる、ヒロシマからオバマを応援しようというオバマジョリティー運動を昨年から展開し8月6日の平和祈念式典をオバマ翼賛の場に変えてしまっているのです。私たちはこれを許していいのか?  また、浅原・広大学長にも問いただしたい。広大は大学の看板に「平和を希求する精神」を掲げているにもかかわらず、兵器産業の三菱重工を大学経営に招きいれ、昨年11月には世界最大の核兵器開発センターであるアメリカのロスアラモス国立研究所と提携を始めています。大学が生き延びるため、金儲けのためなら、戦争に協力してもいいというのでしょうか?

○学生が動き出したとき歴史は前進する
 私たち学生は、未来に責任を持つ社会層です。未来を創ることができず、政治や学問という創造的行為を押しつぶすことでしか現在を維持できない古い者たちにとって代わる存在です。世界中の学生が私たちの味方であり、より良き未来を望む仲間が必ず私たちに合流してくれます。実際、処分撤回でたたかう法大生がやってきます。またなんとドイツからも、四人の学生が広島にきて反戦反核行動に一緒に取り組めるのです。ともに声を上げましょう。学生には力と可能性があります。国境を越えて、団結しましょう!
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