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日刊☆全学連 NO.25

革命家の広大生3人

不当逮捕から半年


勝利の凱旋



 広大生のみなさーん、お久しぶりです!帰ってきました!「広大のレーニン」こと中島敦史です。不当逮捕から6ヶ月、不屈の獄中闘争・裁判闘争を闘い抜いて、ついに12月5日付けで保釈決定を勝ちとりました。今は元気いっぱいです。筋肉もついた。さぁーて、革命やるぞ~!

 写真の中島君ら3人が帰還


法大弾圧の狙いは「革命家つぶし」

 僕たちがなぜ逮捕されたのかといえば(直接的には法政大学構内でのデモを「建造物侵入罪」とみなしての逮捕ですが)、本質的には僕たちが革命家であり共産主義者だからです。「資本主義の時代は終わりだ!労働者・学生は総団結して革命を起こそう!」―それが僕たちの一貫した主張です。『蟹工船』のように労働者が団結してストライキを起こし、ロシア革命のように権力を握れば、必ず資本主義を打倒できる。働きもしないで労働者をコキ使うだけの資本家(経営者、財界、株主等)はもう要らない―そう訴えて闘ってきました。僕たちは革命をめざして闘うことを最高に楽しんでいます。今、そういう青年革命家が世界中のあらゆる職場や学園で生まれています。ドイツではマルクスの『資本論』が大学生のベストセラーになっているほどです。
 一方で「カネ儲けがすべて」という資本主義のもとで暴利をむさぼってきた連中は、こうした青年たちの存在を何より恐れて弾圧しています。7月の洞爺湖サミットで「過激化する青年への対策」が話し合われたほどです。法大弾圧事件は「革命家つぶし」だったのです。
 しかし、弾圧を仕組んだ連中(法大当局、公安、検察)の目論見は面白いほど破産した。僕たちへの弾圧に対しては、日本全国の労働者・学生、さらにアメリカや韓国の労働者まで抗議の声をあげて立ち上がり、物心両面にわたって僕たちを支援してくれました。その中で新たな革命家が次々と誕生しました。一方、僕たち獄中メンバーは裁判を通じて弾圧者どもを逆に徹底弾劾し、パワーアップして帰ってきました。


学生はストライキをやろう

 さて、このかん毎日のように「史上最大の恐慌」の実態が報じられています。株は大暴落し、銀行は破産し、自動車や電機産業は減産に次ぐ減産、企業倒産件数も過去最多を記録しています。僕たち学生には「内定取り消し」の続出という信じられない現実が襲いかかっています。「努力すれば報われる」などという資本主義のタテマエはしょせん大嘘だったということです。多くの学生が奨学金という借金を負ってまで必死に勉強してきたのに、行き着いた結果がコレかよ!こんな社会を作ってきた張本人である麻生が「奨学金が返せない者には法的手段をとる」などと言っている。ふざけるな!お前が全部払え!と言いたい。
 では僕たち学生は、こんな時代のなかで、青春を投げ捨て、隣の友達を蹴落として惨めな生存競争に明け暮れなくてはならないのだろうか?
 断じて否!僕は声を大にして訴えたい。学生は団結して革命に立ち上がろう!世界の労働者とともにストライキをやろう!
それは今の時代、全然大げさな話ではありません。「大学を占拠するぐらいしなくちゃ変わらない」「銀行ではなく教育に金を出せ」―そう主張してアメリカやヨーロッパで大学生がストライキに立ち上がっているのです。
 日本においても「派遣切り」に怒った労働者が続々とストに決起しています。大学生も、法政大学を先頭に立ち上がっています。


闘う学生への処分を許すな!

 だからこそ、全国300万学生を代表して闘う法大生が退学処分にかけられようとしています。その理由は「平素の活動」や「駅前での宣伝」や「ブログの内容」で大学を批判したからだと。信じられますか?これが教育の名を語って学生から巨額の授業料を巻き上げて金儲けしてきた大学理事会のやり方です。これに対する僕たちの回答は、次の言葉です。
「歴史は、新たな世代が古い世代を乗り越え、その価値観を粉砕して作られるものだとするならば、教育の主人公は学生でなければならない。法大のように、学生運動で挫折した学生部連中、処分をしながら学問を語っている自称『教授』連中…こんなものをぶち破らない限り、学生が大学の主人公にならない限り、大学は大学たりえず、社会が良くなることも、人類史が前進することもない」(全学連中央執行委員会声明)
 最後に、広大に帰還した僕から、自信を持ってみんなに呼びかけたい。学生は団結しよう!革命家になろう!2009年は、いよいよ全社会で「生きさせろゼネスト」が起こります。学生も団結してストライキをやる力を持たねばなりません。僕はこれからも広大でバリバリ闘いますので、今後ともよろしく!


広島大学総合科学部・中島敦史
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