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「原発事故の責任をとれ」―神谷教授ら33人が刑事告発される!!

■広大・神谷教授ら、福島県民から刑事告訴される

 3・11から一年余りを経て、原発事故で多大な被害を受けてきた福島県民1324人が立ち上がりました。6月11日、東電や国の関係者さらに御用学者ら33人を「業務上過失致死傷」などの容疑で、福島地検に刑事告訴したのです。 その中には広島大学教授で、福島県健康リスクアドバイザーの神谷教授も含まれています! 神谷教授は昨年7月にも、作家の広瀬隆氏らに同様の罪で刑事告発されました。これで2度目です。
 私たちは昨年度、浅原学長に対し、被爆地の大学として原発に反対することや、神谷教授を福島の要職から解任することなど、広大の原発推進政策を止めるよう何度も求めてきました。しかし浅原学長は「福島県民の支援のためにやっていること。君たちにも理解してほしい」といって、方針を変えようとしませんでした。しかしついに福島県民自身が立ち上がったのです。もう言い逃れはできません!
■フクシマの声を切り捨てるな
 「日常を奪われ、自分たちの生活を根こそぎ変えさせられて、人権を踏みにじられたつらい思い、悔しい思い、悲しい思い。この責任を問わなければ、福島の復興はあり得ない。私たちは事故によって傷つき疲弊しておりますけども、『黙っていないぞ』という行動をとることによって、私たちの力を取り戻したい」―これが告訴団長の訴えです。フクシマの怒り・命に寄り添うのか、それとも国と電力会社の原発推進政策を擁護するのか。私たちの学ぶ科学・医療・学問のあるべき姿は何か、今鋭く問われていると思います。



■「核の人体実験」―福島県民健康管理調査をやめさせよう
 神谷教授は昨年から福島に赴き、福島県民200万人を今後30年にわたって追跡調査し、被曝データを採ろうとしています。これに関し、同僚・山下教授が「(200万人の被験者として)科学界に記録を打ち立てる大規模な研究」を行なうと言っていますが、これはかつて広島・長崎で「調査すれども治療せず」といわれ、被爆者を徹底的に研究材料にした悪名高き放影研(旧ABCC)のノウハウを福島で活用しようというものです。
 治療は皆無で、検査結果は一切知らせない。被爆者が亡くなるとかぎつけて遺族に解剖を要求する。臓器はすべて抜き取られて綿を詰められた棺おけで帰ってくる―。これがABCCのやったことだといわれています。
 現に、神谷・山下教授らの主導で昨年12月末までに甲状腺検査を受けた福島の子どもたち(3万8114人)のうち、35.3%の子どもから5mm以下の結節や20mm以下の嚢胞が認められているにもかかわらず、「おおむね良好」とされ、次回2年後までは追加調査はしないという方針が発表されました。福島の親たちは怒りの声をあげています! 福島の子どもたちの命を守ろう。再稼動をとめよう。広大から巨大な行動を起こそう!
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